川の中を観察できる希少な体験!北海道の淡水生物が泳ぐ「サケのふるさと 千歳水族館」その0

川の中を観察できる希少な体験!北海道の淡水生物が泳ぐ「サケのふるさと 千歳水族館」

提供:サケのふるさと 千歳水族館
北海道のなかでも観光やビジネスの拠点となる千歳市に位置する「サケのふるさと 千歳水族館」は、新千歳空港や道央自動車道千歳ICからも近いアクセスのよさも魅力のひとつです。屋内型施設なので、天候に左右されずに雨の日でも遊ぶことができる、子ども連れにもうれしい施設になっています。イベントや企画展なども数多く開催され、さまざまな体験もできるので、友達や家族みんなで訪れてみてはいかがでしょうか。

TEXT:小林優子

深さ5mの淡水巨大水槽は圧巻

深さ5mの淡水巨大水槽は圧巻
淡水の水族館として日本最大級の巨大水槽をもつ「サケのふるさと 千歳水族館」は、子どもたちはもちろん、大人も楽しめる、親子連れに大人気のスポットです。館内の水槽には、サケの仲間の魚や北海道の淡水魚を中心に、世界各地のさまざまな淡水生物が泳ぎ、じっくり観察したり、触れたりできるのが特徴です。イベントもたくさん開催されているので、ぜひ参加してみてください。

中でも、メインとなる「サーモンゾーン」(写真)には、巨大な3つの水槽が立ち並び、サケの仲間が稚魚から幼魚、そして成魚へと成長する姿を眺めることができます。成魚が泳ぐ水量約300トンもの迫力ある淡水大水槽には、サクラマスやギンザケ、幻の魚ともいわれるイトウなどのサケの仲間のほか、巨大なチョウザメの仲間も見ることができます。

川の中を観察できる日本初の「水中観察ゾーン」

川の中を観察できる日本初の「水中観察ゾーン」
この施設の一番の特徴は、実際に流れている千歳川の水中を、観察用のガラス窓越しに直接見ることができる日本初の「水中観察ゾーン」です。春はサケの稚魚の旅立ち、夏にはウグイの産卵、秋は卵を産むために川をさかのぼるサケの群れといった、川の中での淡水生物の営みを間近で観察することができます。

参加型の体験ゾーンやイベントも人気

参加型の体験ゾーンやイベントも人気

数あるエリアのなかでも人気なのが、ドクターフィッシュの体験水槽などがある「体験ゾーン」です。チョウザメの赤ちゃんやウグイの仲間たちに直接手で触れることができる、全周透明アクリルのタッチプール(写真)も好評です。

サケの稚魚の放流体験をはじめ、館内の各所ではイベントがたくさん実施されています。常時開催されるニシキゴイのエサやり体験のほか、ハロウィンやクリスマスなどの季節のイベントも見逃せません。申し込みが必要なイベントもあるので、事前に公式ホームページをチェックしましょう。

サケを捕獲するインディアン水車は必見!

サケを捕獲するインディアン水車は必見!

千歳市民をはじめ、多くの人々が秋の風物詩として見学に訪れるのが、「サケのふるさと 千歳水族館」そばの千歳川に設置されるインディアン水車(写真)です。増殖を目指すサケ・マス人工ふ化放流事業の一環として毎年7月中旬に設置され、サケの親魚を捕獲するために稼働します。捕獲は例年、8月21日ごろからスタートし、12月中旬ごろに終了予定。年間約20万尾のサケを獲ることができるインディアン水車などでの捕獲作業は必見です。

四季折々に変化する千歳川の生き物の営みをガラス越しにじっくり観察できる「サケのふるさと 千歳水族館」。子どもたちと一緒に訪れ、ここでしかできない体験を満喫してくださいね。

◆サケのふるさと 千歳水族館(サケノフルサト チトセスイゾクカン)
住所:北海道千歳市花園2-312
電話番号:0123-42-3001
営業時間:9:00~17:00
料金:大人800円、高校生500円、小・中学生300円、乳幼児無料
アクセス:JR千歳駅から徒歩約10分、新千歳空港から車で約10分

サケのふるさと 千歳水族館(サケノフルサト チトセスイゾクカン)

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