電動三輪バイク「EVトライク」で日本遺産登録の岡山県高梁市・吹屋を巡る、ノスタルジックな楽々旅！

岡山県高梁市にある人気観光地、吹屋の数ある観光スポットを快適に巡ることができる「EVトライク」。歩くには少し距離のある場所でも「EVトライク」に乗れば、楽々走行できると好評です。

「EVトライク」は、低速走行で転倒の危険性がほとんどなく、音も静かな電動三輪バイク。普通自動車免許を持っていれば誰でも気軽に運転することができ、ミニカーなのでヘルメットをかぶらなくてもOK！ ゆっくりと自然の風を感じて走りながら、レトロな雰囲気の吹屋の町並みを楽しむことができ、観光地巡りにもぴったりな乗り物です。

吹屋でこの「EVトライク」のレンタルサービスを提供しているのが「吹屋EVトライクス」。商品そのものに価値を置くのではなく、商品やサービスから得られる体験に価値を見出す「モノからコトへ」の変革に取り組み、「EVトライク」を観光に活用することで、移動するコト自体が旅の思い出として記憶に残る特別な観光体験の一部に。

「吹屋EVトライクス」では、ほかにも「べんがらレンタサイクル（べんチャリ）」を提供し、電動自転車や二人乗りのタンデム自転車を貸し出しています。レンタサイクルなら、免許を持っていない人でも安心して吹屋巡りを楽しめますね。

標高約500ｍもの高原に広がるのが、赤色の瓦屋根や格子で彩られた家々の町並みが美しい「吹屋ふるさと村」。赤色の顔料「ベンガラ」の生産地として栄えた面影を残すノスタルジックなこの町は、「ジャパンレッド」発祥の地として令和2年に日本遺産に登録されました。

カフェや土産物店が軒を連ねる伝統的建造物の保存地区を中心に、ベンガラの歴史が感じられる数々の文化財を見学することができます。

ただ、それらの歴史的文化財は広範囲に点在しているため、歩いて散策するには少し距離があります。また、道幅が狭いこともあり、車での観光も難しい状況です。

そんな高梁市の観光スポットを効率的に回るために導入されたのが「EVトライク」。起伏のある山間の散策も楽々移動できる電動三輪バイクは、日本遺産として数々の貴重な歴史的文化財を遺す吹屋観光に最適です。

「EVトライク」は、1時間からレンタルが可能。料金は1台につき、1時間2,500円（税込）で、それ以降、追加料金が30分ごとに1,250円加算されます。「EVトライク」に乗って吹屋観光を楽しむなら、2つのモデルコースがおすすめ。

1つ目が、吹屋の見どころをギュッと詰め込んだ所要時間2時間程の「吹屋の目玉スポット巡りコース」です。映画のロケ地にもなった「広兼邸」をはじめ、明治期のベンガラ工場を復元した「ベンガラ館」や、大正時代までベンガラの原料が採掘されていた「吹屋銅山 笹畝（ささうね）坑道」などを巡ります。

2つ目が、歩いて散策するのには少し遠いエリアを1時間程度で回る「EVトライクでのんびり！ぷちツーリングコース」です。「EVトライク」でならのんびりプチツーリング気分で足を延ばせる「下谷集落」では、ベンガラ色の町並みと、見ごたえのある仏像に出合えます。

「吹屋EVトライクス」のオーナーの本業は、伝統的な石州瓦で屋根をふく施工業です。異業種からの参入でしたが、昨今、コロナなどの影響により、著しく低下してしまった地元・高梁市の観光産業を盛り上げようと、クラウドファウンディングで資金を募って実現させたのが「EVトライク」のレンタル事業でした。

日本遺産に登録された吹屋の町並みに溶け込むように、「EVトライク」の車体カラーを赤にした心遣いからも深い地元愛が感じられます。

2時間以上「EVトライク」を利用する場合は、4,000円の追加料金を払えば、オプションとして観光ガイドを付けることも可能です。数々の歴史的な建造物の解説を聞きながら遺産を回ることができるので、吹屋でしか味わえない体験ができるはず。

GWや長期休暇の避暑地巡りに吹屋を訪れ、青々とした自然を感じながら「EVトライク」で快走し、友人同士や夫婦で特別な観光体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。


◆吹屋EVトライクス（フキヤイーブイトライクス）
住所：岡山県高梁市成羽町吹屋289
電話：070-7667-5196
営業時間：9:00～16:00（最終受付15:00）※予約受付時間は8:00～17:00
定休日：不定休※事前予約推奨
利用料金：1台プラン／1時間2,500円（30分ごとに+1,250円）、2台プラン／1時間4,800円（30分ごとに+2,400円）※最大4台までレンタルも可能、詳しくはHP参照
アクセス：［車］中国自動車道新見ICより約31分、［電車］JR各線新見駅より車で約30分
駐車場：100台