【長野県】アレックス・カー氏プロデュースの一棟貸し古民家宿泊施設がオープン その0

【長野県】アレックス・カー氏プロデュースの一棟貸し古民家宿泊施設がオープン

2021-04-25
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自然の音にゆっくり耳を傾けたり地域の人との交流を楽しんだりと、今、田舎ならではの魅力に触れる旅が注目されています。今回紹介する「ヤマウラステイ」もそのひとつ。非日常感あふれるリゾートステイも良いけれど“何もない贅沢”を満喫してみませんか?

4月28日にグランドオープン。長野の隠れ里で田舎暮らし体験を

4月28日にグランドオープン。長野の隠れ里で田舎暮らし体験を
去年10月にプレオープンを迎えながらも新型コロナの流行により残念ながら予約停止となっていた「ヤマウラステイ」が、ついに4月28日(水)グランドオープンを迎えます。

「ヤマウラステイ」とは、長野県茅野市に建つ古民家をリノベーションした1棟貸しタイプの宿泊施設です。そこに住んでいた人達の歴史が染み込んだ柱や壁など古民家ならではの魅力はそのままに、快適に滞在できる造りへと生まれ変わっています。リノベーションにあたっては、自身でも古民家改修に携わり地域振興に尽力するアレックス・カーさんがプロデュース。

茅野市は八ヶ岳のふもと、白樺湖や車山といった大自然に囲まれたリゾート地。古民家の佇む山浦エリアは古き良き日本の自然が残る隠れ里のような所で、都会にあるようなおしゃれなお店やスポットはないけれど、ゆったりした時間が流れる場所で寛ぎのひとときを満喫できますよ。

宿泊できる古民家は4棟。建物だけでなく周囲の環境も魅力的

宿泊できる古民家は4棟。建物だけでなく周囲の環境も魅力的
宿泊施設となる古民家は4棟。そのうちの1棟「金渓(きんけい)」は、明治時代に建てられたといわれている築約110年の家です。目の前には建物と外界を隔てる境界線のように小さな川が流れ、後ろには家を守るように緑覆い茂る山がどっしりと構えていて、静かな時間を過ごす環境が整っています。

「渋道(しぶみち)」は、広く大きな屋根が特徴の“本棟造り”によって建てられた2階建ての家。1階には家族が団らんしていたであろう囲炉裏がそのまま残され、養蚕スペースとなっていた2階は広い空間を生かした寝室へと生まれ変わっています。かつての生活の名残が至るところで感じられ、つかの間の田舎暮らしを体験できますよ。

同じ敷地内に佇む古民家も

同じ敷地内に佇む古民家も
プライベート感のある場所での滞在を望むなら「花兎(はなと)」はいかがですか? 離れとして使われていたこじんまりとした建物は、1LDKのシンプルな造りながら木のぬくもりにあふれた居心地の良い空間。外の景色を眺めながら読書をしたりおしゃべりしたりと、のんびり過ごすにはちょうどいいですよ。すぐ隣に建つ蔵の壁には、しっくいを塗るのに使われる鏝(こて)で描いた鏝絵が残されているのも特徴です。

同じ敷地には「花兎」の母屋にあたる「清水(きよみず)」も。1800年代に建てられ150年ほど前に今の場所に移築された邸宅で、かつて厩(うまや)だったスペースが今回の改修で吹き抜けのリビングにリノベーションされています。すべての部屋がリビングでつながり、一体感のある広々空間を実現していますよ。庭も広くて大人数で過ごすのにはぴったりです。

その土地の暮らしを体験できるアクティビティも

その土地の暮らしを体験できるアクティビティも
また「ヤマウラステイ」では、ただ宿泊するだけでなく「ちの旅アクティビティ」という体験プログラムを楽しめるのも魅力。各アクティビティは地元の人たちにも協力してもらって作り上げているので、その土地の暮らしをより身近に体験できますよ。

用意されているのは、焚き火を使う味噌作り体験や、収穫から行うサラダブーケ作り体験などユニークなものばかり。2時間程度の短時間で楽しめるものから1泊するものまでバラエティー豊かなので、好きなものをチョイスしてくださいね。

◆ヤマウラステイ
電話番号:0266-73-8550(9:00~17:00)
メール:ask8@chinotabi.jp
予約フォーム:https://yamaurastay.jp/reservation/
チェックイン:14:00
チェックアウト:10:00

おわりに

古民家といっても、どの家にもWi-Fiが完備されネット環境はばっちり。これならワーケーションにも良さそう。キッチンには調理器具などが一通りそろっているので、まさに暮らすように滞在できますよ。この機会に田舎暮らし体験してみませんか?

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