岐阜・白川のお茶屋さん「新田製茶」が栽培、製造する“山の希少茶”で至福の一服を!その0

岐阜・白川のお茶屋さん「新田製茶」が栽培、製造する“山の希少茶”で至福の一服を!

提供:新田製茶
清流の朝霧立ち込める岐阜県美濃地方の白川は、美濃白川茶の産地として、なんと400年以上前からお茶の栽培が行われています。国内の主要産地のなかでも北限に位置し、標高300~500mほどの場所で栽培された緑茶は、高い香気と滋味深き味わいが自慢です。

しかも、現地での生産量は全国のお茶生産量のわずか0.3%という希少価値の高いお茶なんです。そんな知る人ぞ知る希少茶を「新田製茶」では、全国にお届け。おいしさの秘密に迫ります!

TEXT:小林智明

量より質の栽培法で上質な茶葉を生育

量より質の栽培法で上質な茶葉を生育

豊かな自然に恵まれた白川は、高級茶の産地としてとても適しています。新田製茶は産地のなかで唯一の農業生産法人、茶葉の栽培から製造・販売までの一貫生産で良質なお茶に仕上げているんです。

自社の茶畑では「芽重型(がじゅうがた)」と呼ばれる仕立て方を行うのが、新田製茶の流儀。この栽培法は、同じ面積の中で芽の数を少なくして育て、一つの芽にたくさんの栄養がいくようにつくられます。すると、芽の大きい柔らかで上質な茶葉を育むことができるそう。その半面、収穫量は減りますが、格段においしいお茶になります。

好環境と丹精込めた仕事が生んだ「逸品」

好環境と丹精込めた仕事が生んだ「逸品」
芽重型以外にも、おいしさの理由はあります。堆肥(たいひ)、有機質肥料を主体とした土づくりから手間をかけて行い、丁寧に摘み取られた茶葉を新鮮なうちに加工。これらはお茶本来がもつ味・香りを大切にするためのこだわりですね。

加えて、奥美濃の豊かな緑とその間を流れる美しい川を抱える白川は、気候風土にも恵まれています。そこで生産された白川茶は、優れた香気と滋味の強さが特徴の高級茶です。そのなかでも丹精込めてつくられた新田製茶のお茶は、逸品と呼ぶにふさわしいでしょう。

100年の歴史を紡ぎ、進化した“深蒸し”白川茶

100年の歴史を紡ぎ、進化した“深蒸し”白川茶

新田製茶のお茶栽培の歴史は100年ほど前から始まり、日本茶の文化を引き継ぎながら現在のお茶づくりへと進化してきました。

具体的な例として、「蒸し」を挙げます。摘んだ生茶葉の酸化発酵を止めつつお茶の味や香りを決める、製造の最初の工程が蒸しです。以前は蒸しが浅いほうが、香りが良いとされてきました。けれども、温暖化により茶葉が早熟するため、浅蒸しでは青臭みや渋み、苦味が強くなり、現代人の嗜好とも合わなくなってきたわけです。

一方、近年は製造機械の性能が上がり、深蒸しに耐えられる茶葉の栽培技術と独自の製造法が確立してきました。そのため現在は、お茶本来の香りを残しつつ青臭みやエグミを抜き、ふくよかな香りと深いコクを奏でる深蒸しの白川茶をつくり上げています。

新田製茶の特徴が一番わかる淹れ方を公開

新田製茶の特徴が一番わかる淹れ方を公開
新田製茶ではお茶の淹れ方にこだわらず、誰でもおいしく楽しめるような良質な商品をお届けしています。公式ホームページをのぞくと、新田製茶の特徴が一番感じられるおすすめの淹れ方を紹介しているのでぜひ試してみてください。

また、1煎目よりも温度を上げて、2煎目、3煎目と味の違いを楽しんでみましょう。お茶は同じ茶葉でも、お湯の温度や茶葉の量、浸出時間のバランスによって、香り・旨味・甘味・苦味・渋みが変わります。試してみれば、お茶の魅力である「奥深さ」が感じられるはずですよ。
なお、新田製茶はECサイトだけでなく、実店舗もあります。白川の山の中にひっそりとたたずむお茶屋さんでは、静かでのどかな自然のなかで、ゆっくりとおいしいお茶を味わえます。試飲しながらお好みのお茶を選ぶこともできるので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

◆新田製茶(にったせいちゃ)
住所:岐阜県加茂郡白川町河東2966-1
電話番号:0574-72-2695
定休日:水曜日

◆新田製茶(にったせいちゃ)

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