名古屋市科学館で、2019年11月30日から2020年02月16日まで、アート集団「チームラボ」による「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と花と共に生きる動物達」が開催されます。人気の「学ぶ!未来の遊園地」をまだ体験していない人は、ぜひ足を運んでみてください。
「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物達」
2019年11月30日(土)から2020年02月16日(日)まで名古屋市科学館で開催される「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と花と共に生きる動物達」は、チームラボのアート作品である「花と共に生きる動物達」と、「学ぶ!未来の遊園地」の作品が展示されるイベントです。
コンセプトが「共同的な創造性、共創(きょうそう)」の教育的なプロジェクトで、正解がひとつしかなく共同性を育む機会のない現状から、他者の存在をポジティブなものにする共創を楽しむ体験をして、人間本来の共同的な共創的な在り方への変化を体験できるアートとなっています。
缶バッジを作ろう
「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と花と共に生きる動物達」展では、「学ぶ!未来の遊園地」の中でも人気のある作品「お絵かき水族館」の体験を家に帰っても楽しめるイベントが実施されています。「お絵かき水族館」は、紙に自由に描いた魚が、目の前の大きな水槽の中で泳ぎだすアート作品。触ると逃げたり、エサ袋に触ることで食事を与えることもできるのでとても人気があります。
今回は、その「お絵かき水族館」に入れるために描いた絵の、オリジナル缶バッジをその場で作ることができる「缶バッジファクトリー」が開催されます。誰でも自分の描いた魚を缶バッジにして持ち帰ることができるので、記念におすすめです。
プレイインスタレーションズ
チームラボの作品は、触ったり、絵を描いたりして参加ができ、アートを体験できる作品で「プレイインスタレーションズ」といわれています。今回の展覧会「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と花と共に生きる動物達」では、「花と共に生きる動物達」のほか、「学ぶ!未来の遊園地」としてすでに人気のあるプレイインスタレーションズが多数展示されます。
すべてに共創という教育的なコンセプトがあり、たとえば、いろいろなフルーツがなっている坂を太陽の光となった人がすべり下りることで、それぞれの役割を持ったボールが人からフルーツへぶつかり、フルーツが育っていく「すべって育てる! フルーツ畑」では、実際のくだものとミツバチの関係を下敷きにしてお互いに助け合う「共生」の姿を現しています。
展示される作品
今回のイベントではほかに、自分の描いた花や動物の絵がほかのひとの描いたものと同じ空間で動き、ほかの生き物の影響を受けることを現した「グラフィティネイチャー - 山と谷、レッドリスト」という生態系をテーマにした作品や、テーブルの上の小人の動きを観察することで慣性の法則、運動の法則、作用・反作用の法則という運動の3原則を現した「小人が住まうテーブル」などが展示されています。
◆チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物達
場所:名古屋市科学館(愛知県名古屋市中区栄2-17-1)
電話番号:052-201-4486
日程: 2019年11月30日(土)~2020年2月16日(日)
時間: 9:30〜17:00※夜間延長:12月21日(土)~27日(金) 17:00~19:30
定休日:月曜日(1月13日は開館)、第3金曜日、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火)
料金:当日1,500円、高校・大学生800円、小・中学生500円