台北から台湾鉄道の特急で約1時間。台湾の北東部に位置する宜蘭は、台湾リピーターの間で人気上昇中の観光地。なかでも注目なのは、政府の観光局主導で48億円を投じて開発された温泉地・員山郷です。ここで目指すべきは、昨年9月に本格オープンしたばかりの「宜蘭力麗威斯汀度假酒店」。
感度の高いセレブは、すでにチェックイン済みの模様。異国のリゾート感あふれる、リュクスなホテルなので、ちょっと足を伸ばして訪れる価値は十分にありますよ。
細部にまで宿るウェスティン品質
「宜蘭力麗威斯汀度假酒店(ザ・ウェスティン イーラン リゾート)」は、世界的ホテルグループ「ウェスティン・ホテルズ&リゾーツ」によるホテル。スタイリッシュなデザインと滞在の快適さで定評のあるブランドとあって、その佇まいは“モダンな別荘地”といった趣き。禅をイメージした露天風呂など、自然との調和が心地よい高級リゾートホテルとなっています。
独立したヴィラを含め、客室は11タイプあり、全91室。もちろん、どの部屋にも、ウェスティンの象徴的アイテムHeavenly® Bed(ヘブンリーベッド)を完備。これはアメリカの名門・シモンズ社によるウェスティン仕様のベッドで、“雲の上の寝心地”と、世界中のゲストから支持されている傑作です。
ヴィラから家族部屋まで。あらゆるニーズを満たす構成
最高のリゾート感を求めるなら、いちばんの特徴ともいえるヴィラへの滞在を。6棟それぞれにプライベートプール、サロン、内風呂を備えた、とびきり贅沢な空間です。グループや家族旅行はもちろん、恋人とのバカンスで滞在できたら、最高にロマンティック!
また、お子様NGのラグジュアリーホテルが多いなか、こちらは8室のファミリールームを用意。それぞれテーマ性のあるインテリアで、小さなテントやぬいぐるみが用意されるなど、子どもたちが楽しく過ごせるいろいろな工夫がなされています。
美人の湯で、つるすべ肌に
そして、忘れてはならないのが、ここは温泉リゾートだということ。開放感ある露天風呂を備えた大浴場のリフレッシュ効果は絶大。もちろん、各部屋にも温泉水を引いているので、お子様連れなら、親の目が行き届く内風呂でくつろぐのもおすすめです。
員山温泉の泉質は、美人の湯といわれるナトリウム−炭酸水素塩水。ゆったり浸かれば、ざらついた肌が滑らかに。入浴後は乾燥しやすいので、ホテルのアメニティでしっかり保湿をしましょう。ホワイトティー&アロエを配合したオリジナルアイテムで、心安らぐ香りが好評です。
タイでの人気も納得! うっとりとろけるトリートメント
さらに見逃せないのがスパ「HARNN HERITAGE SPA(ハーン ヘリテージ スパ)」。タイのNo.1ホームスパブランドのサロンで、米ぬか油ベースのコスメを使用したメニューが受けられます。
豊富に含まれたビタミンEの効果で、肌がしっとり潤うそう。タイの伝統的なマッサージ法と現代的なテクニックを融合したトリートメントは、極上の心地よさ。ちなみに施術室につけられた「桃美人」「千佛手」とは、多肉植物の名前だそうですよ。
ピクニック気分を楽しむ午後茶
リゾート感を演出する創意工夫は、レストランにも。特筆すべきはアフタヌーンティー。クロス代わりに人工芝を敷いたテーブルでいただく……という、ピクニック気分満点のメニューは、その名も「野餐下午茶(ピクニック・アフタヌーンティー)」。
トリュフ風味のポークサンドイッチ等の軽食、ゆずレモンケーキなどのプチスイーツ、旬のフルーツ……と、色とりどりの8品が並びます。天気が良ければ、テラス席でどうぞ。