【台湾情報】添加物ゼロのピュアな味わい。クリーンルーム生まれのプレミアムヨーグルト

名だたる国際ブランドの商品が並ぶ百貨店で、海外ブランドと見まがう存在感を醸し出しているのが「Snow Factory」。2007年に誕生した台湾初のプレミアムヨーグルトで、当時台湾大学の工商管理学の大学院と政治大学の法律科に通っていた学生が創立したという、興味深いストーリーのあるブランドです。

CEOの蘇立文氏は、大学生時代、３食とも外食するのが常で、胃腸の調子がすぐれなかったそう。「ヨガを学んでいた経験から、ヨーグルトが体に良いことを知っていましたが、市販のヨーグルトを食べてみても改善することはありませんでした。そこで自作してみたところ、だんだんと調子が良くなるのを実感。そして2007年の誕生日、自ら作ったフルーツヨーグルトを友人に分けてみたのです。牛乳だけで作ったヨーグルトに何種類かの果物をトッピングしたものでしたが、皆から大好評を得たんですよ」と、当時を振り返ります。

市販されている一般的なヨーグルトの大半は、粉ミルクから作られているうえ、糖分、香料、色素などの合成添加物も多数。
「これでは健康へと導く食品本来の役割を成しておらず、整腸作用など期待できるわけもない。そこで我々は無添加のピュアなヨーグルトを作ろうと決意したのです。健康に有益でない人工的なもの、合成添加物は排除し、自然そのものであることにこだわりました」。
唯一無二の複雑な製法で手作りされるヨーグルトは、健康維持のためのニーズを完全に満たすものとなり、美食ブランドとして知られることとなりました。

100％天然の牛乳を使ったヨーグルトは他にもありますが、Snow Factoryの「雪坊優格」は、製法がまったく違います。その象徴が、清潔な工場環境を求める蘇CEOの肝入りともいえるクリーンルーム。なんとSnow Factoryのヨーグルトは、製薬工場レベルの環境で作られているのです。これは有名ブランド、大工場などではできないことだといいます。それは、研究開発の初期段階で、ヨーグルトは非常に清潔な環境を好み、空気中のちょっとした物質さえ発酵の成否に影響することがわかったから。ヨーグルト作りは、清潔な環境下であればあるほど、発酵後の酸味が少なくなるのだそう。そうして自然発酵したヨーグルトは、パンナコッタやプリンのような美しい鏡面を持つだけでなく、均等に攪拌することで、ムースに似た、まったりした質感が生まれるそう。ほのかで優しい酸味と牛乳本来の香りがしっかり残ったナチュラルな風味が特徴で、ヨーグルト嫌いでも「雪坊優格」だけは食べられるという声もあるほど。

プレーンヨーグルトの持ち味は、そのままでも十分に美味ですが、Snow Factoryでは、20数種のフランス式の手作りジャムを開発。国内外の旬の果物を使ったもので、果肉含有量は最高で75％という贅沢さ。北米産のワイルドブルーベリー、有機栽培の食用バラとリンゴ、農業賞を獲得した“江おじさん”のグアバ、2種類のグアバから作られる香蜜グアバなど、いずれのフレーバーも大好評。果物はすべて無農薬。ヨーグルトと同様、香料や色素、合成添加物は不使用の安心品質です。「雪坊優格」にかけていただくと、果物の滋味がいっそう引き立ちます。

さらに、子どもから大人まで、幅広い層に大人気なのがヨーグルトアイス「坊優格冰淇淋」。ベースの材料は、100％牛乳で作った自慢のヨーグルト。そこに、世界各国、台湾各県から取り寄せた高級フルーツを用いた手作りジャムをミックス。もちろん、バターや卵黄は不使用、一滴の水さえも加えていないため、果物本来の味がダイレクトに伝わります。クラシカルブルーベリー、野いちごミックス、リンゴ&パッションフルーツ、無農薬マルベリー、リンゴ&バラなど、豊富なフレーバーも魅力。滑らかな舌触りとさっぱりした後味には、誰もが驚きを覚えることでしょう。

ファンの熱い支持に応えるべく、今年は２つめの工場を稼働させる予定も。「私たちには、子どもたちに安全な食のある未来を作る責任がありますからね」と語る蘇CEO。販売店は台湾各地に多数。台北市内では、遠東SOGO、新光三越で購入できるので、来台の際は、ぜひ一度、ご賞味あれ。

◆Snow Factory雪坊鮮果優格
電話：+886-2-2221-3896，0800-806-889