山口を代表するお酒といえば「獺祭(だっさい)」。日本酒通はもちろん、初心者でもひと口飲めばその豊かな味わいと香りに感銘を受けた人も多い銘酒です。
「酔うため、売るための酒ではなく味わう酒を求めて」をコンセプトに、ほかにはない美味しさを生み続ける「旭酒造」の日本酒の魅力とは?
五感に刻まれる極上の一本
「旭酒造」の神髄を込めた純米大吟醸「獺祭」は、日本酒のイメージを根本から覆す味わいに仕上がっています。
最高峰の銘酒に使う米は、“酒米の王様”と称される「山田錦」を二割三分まで磨き切ったもの。この磨きがお酒の雑味を決める大事な部分で、米の中心部のみが使われることは、非常に贅沢なことなんです。
華やかな香り、蜂蜜のような濃厚な甘み、いつまでも続く余韻……口に含む直前から喉を通り抜けるまで、多様な美味しさが五感に響き渡ります。
オークションでも圧倒的な存在感を発揮
「旭酒造」は昨年、世界最古の国際競売会社「サザビーズ」がインターネット上で開催しているオークションに特別な一本を出品しています。
「最高を超える山田錦プロジェクト2019」の優勝米で造った稀少価値のある「獺祭」は、なんと6本で約84万3750円という落札額を叩き出しました。これは、日本酒の取引きとして過去最高の落札額(旭酒造調べ)なのだとか。
確かな結果を残したことで、世界でも通用する「獺祭」となったのです。
建築家・隈研吾氏が設計した美しすぎるストア
米を彷彿させる、無垢な空間が印象的な「獺祭ストア」。手がけたのは、新国立競技場などのデザインを手がけ、日本が世界に誇る建築家・隈研吾氏。どこを切り取っても美しく、周りの山里や自然にも馴染む創りは、いつまでも見入ってしまいそうです。
ここでは、日本酒の試飲(本社蔵の見学者のみ、税込300円)ができるほか、「獺祭」を使ったアイスやせんべい、石鹸などのアイテムが販売されています。
美味しいお酒にはいい山田錦にあり
美味しい酒作りだけでなく、農業の活性化にも力を入れています。2019年には「最高を超える 山田錦プロジェクト」を開催し、取引先が生産する山田錦の品質を審査。グランプリと準グランプリには、賞金も贈呈しています。自社の日本酒をより美味しくするため、酒米の品質をもっともっと高くしていけたら。そんな願いも込められた企画なのです。
ギフトにも自分用にも。「獺祭ストア」だけでなく、オンラインショップでも販売されているので早速アクセスしてみて。
◆旭酒造(あさひしゅぞうかぶしきがいしゃ)
住所:山口県岩国市周東町獺越2167-4
お問い合わせ番号:0827-86-0120
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