【台湾情報】 “鈴鹿”を駆け抜ける疾走感を高雄で体験！10分の1の本格ミニサーキットが話題

単調な毎日で刺激や冒険が足りない、大声を出してはしゃぎたい、レーサーのように風を切って走りたい…そんな時におすすめなのが、高雄で話題のレジャー施設「鈴鹿賽道樂園（スズカ サーキット パーク）」です。

パーク内のコースは国際水準を満たした安全な環境。全長580m、国際コースを10対１の縮尺にしたもので、特徴ある8つのコーナーを擁しています。そのひとつ“立体交差”は、コーナーの中で最もエキサイティングで、ドライバーの対応力が試されるポイント。高速トンネルに突入し、車線空間が瞬時に圧縮されていく爽快感と明暗が一瞬にして変わる光の様子は、一度体験すると忘れられないレースの思い出となることでしょう。

この迫力が体験できるのは、身長が155cm以上、その他のパークの規定を遵守することが条件となっています。使用するカートは、イタリアから輸入したビレル社の車両。1人で自動運転するBirel N35、カップルや親子で楽しめる横並びデザインのタンデムカートの２種で、流線型のスタイリッシュな外観と優れた信頼性を備え、7.5馬力で最高時速は70kmを誇ります。

使用するカートには、台湾唯一の触媒コンバーターを搭載し、すぐれたハンドリング性能と環境保護の両立を実現。また、ドライバーを完全に保護する４点式シートベルトで安全面も万全です。ヘルメットは世界的メーカーのAraiを採用、グローブもレーシング用を提供。プロドライバーさながらの装備は、シートに座っているだけでサマになること請け合い。羨望の的となるクールな写真が撮れることでしょう。

カートは高い集中力が求められるレーシングスポーツ。「ミニ鈴鹿サーキット」では、プロのコーチが常駐していて、初心者はまず入門講習を受け、コースの紹介から安全防護、そしてコーチ秘伝のコーナリングとレースのスキルなどの説明を受け、回答できるようトレーニングされます。

国際レベルの安全装備に照らし合わせ、ガードレールにはフランスのF1と同レベルで生産されるTECPRO社のカート用を採用。これはFIA（国際自動車連盟）およびCIK（国際カート連盟）の安全認証に合致しています。従来の古タイヤを並べた壁に比べ、TECPRO社のガードレールは効果的に衝撃を吸収し、衝撃力を均等に分散することができるため、衝突時のダメージや不快感が軽減されます。

「ミニ鈴鹿サーキット」が提供する体験とは、レース特有の興奮だけでなく、プロ意識や信頼、定期的な整備と手入れ、車両の維持のための厳格な整備の実施の大切さ。常に最高の状態を保つことと安全性は、レースにおける最優先事項なのです。

レースの雰囲気を広め、モータースポーツの魅力を台湾に根付かせたい…「ミニ鈴鹿サーキット」は、この国の人々が安心してレースのスリルを味わう施設としての役割に加え、交通教育の側面を持たせることも重視。このこだわりを未来まで持続させることで、より多くの人にレースへの熱意と情熱を呼び起こすものと信じています。

「鈴鹿賽道樂園」のパーク内には「ミニ鈴鹿サーキット」のほか、キッズ向けアトラクションが結集している「プチタウン」、上級者向けのスリリングな遊具が揃う「スキルアップビレッジ」、ライトレール「SKM Park TROLLEY」、回転木馬「ザ カルーセル」…と、乗り物好きの未就学児の好奇心と学習心を満たし、交通ルールが身につくアミューズメントが多数揃っています。

パークでエキサイトした後は、南台湾最大規模の商業施設「SKM パークアウトレット高雄草衙」で、一息入れましょう。こちらは国際級ライフスタイルアウトレットを標榜しており、欧米のショッピングモールを思わせるリゾート感ある空間が特徴。買い物、食事、アミューズメント施設、マッサージ、映画など、あらゆるサービスが集結していて、一日かけても遊び足りないほど。MRTのレッドラインの草衙駅を出てすぐという立地も魅力です。