四季折々の自然も満喫。香川県の野外博物館「四国村」は楽しみいっぱい!その0

四季折々の自然も満喫。香川県の野外博物館「四国村」は楽しみいっぱい!

2017-11-24
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image source: tabiiro.jp

香川県にある「四国村」と呼ばれる野外博物館があることをご存知ですか? 古き良き日本の古民家からアート、そして灯台と様々な施設があり、大人から子どもまで楽しめるスポットです。展示も多いため、見ごたえもたっぷり。「四国村」で多彩な文化に触れてみませんか。

「四国村」とは?

「四国村」とは?

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約50,000㎡ある敷地内に四国の各地から江戸~大正期の建築物33棟を移築した「四国村」は、香川県が誇る人気の野外博物館です。国や県の重要文化財に指定されている建物もあり、ギャラリーや移築した灯台、日本三大奇橋のひとつとして有名な「かずら橋」といった展示がされています。

敷地内にはバラやあじさいといった花々のほか、竹林に植えられています。四季折々の自然を感じられると、大人も子どもも楽しめるスポットです。

歴史を感じる昔懐かしい民家

歴史を感じる昔懐かしい民家

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博物館内には全部で12棟の民家がありますが、これらは実際に人が住んでいたものを移築・復元したもの。四国の気候に合わせた古民家を時代別に見ることができ、どことなくノスタルジックな雰囲気が漂っています。

そのほかにも、四国の伝統産業を支えた建造物や人々の娯楽であった歌舞伎舞台なども展示。当時の人々の生活を垣間見ることができます。さらに、技術や知恵に触れられる約1万点もの民具も必見です。

野外アートにも触れてみよう

野外アートにも触れてみよう

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「四国村」には、安藤忠雄氏が設計したギャラリーがあります。ここには四国村の創設者である加藤達雄氏によって収集されたヨーロッパの彫刻や絵画、青銅器や仏像などの様々なコレクションが展示されています。

美術館のバルコニーからは美しい水景庭園を見渡すことができ、フォトジェニックな写真の撮影スポットとしてもおすすめ。香川県を産地とする庵治石などを使用した、彫刻家の流政之氏の作品も点在しているので、石で作られた静の美しさに触れてみましょう。

異人館か茅葺の古民家で休憩を!

異人館か茅葺の古民家で休憩を!

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展示を見て回って、おなかが空いたら村内に二か所ある食事処で休憩を。神戸にあった異人館を移築した喫茶店の「ティールーム 異人館」では、すべてイギリスから取り寄せたアンティーク家具や調度品の中で優雅なティータイムが楽しめます。珈琲や紅茶、ケーキやマフィンなどを提供しているので、疲れたときの休憩スポットにおすすめ。

もう一方の江戸時代末期の茅葺屋根の農家を移築した「うどんのわら家」では、評判の手打ち讃岐うどんを食べることができます。いりごだしをベースとする特製の出汁で食べる釜揚げうどんは絶品で、ぶっかけうどんに生醤油うどん、赤米を使用したおにぎりなども用意されています。散策途中に食事をしたいという方は、こちらを利用するといいでしょう。


◆四国村
住所:香川県高松市屋島中町91番地
電話番号:087-843-3111
営業時間:4月~10月8:30~18:00、11月~3月8:30~17:30 ※入館は閉館の1時間前まで
定休日:無休
料金:一般1,000円、高校生600円、小中学生400円 ※四国村ギャラリー入館料を含む。特別企画展開催期間中は料金が異なる場合あり。


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