宮古島の海はまるで天国!! 元秘境ツアー添乗員・とまこおすすめ、ウソみたいに美しい海の絶景5選【連載第25回】その0

宮古島の海はまるで天国!! 元秘境ツアー添乗員・とまこおすすめ、ウソみたいに美しい海の絶景5選【連載第25回】

2018-04-08
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宮古島の海は文句なしに美しい! 山がないため、川もなく、海への土の流入がないので純度の高い青色に仕上がるのだとか。どこも超絶キレイだからこそ、難しいのがスポット選び。橋でつながる他島も含め、巡った中でも特に感動したところをご紹介します。

Text&Photo:とまこ

東洋一のビーチ!! 青い海&白い砂が際立つ、与那覇前浜ビーチ

東洋一のビーチ!! 青い海&白い砂が際立つ、与那覇前浜ビーチ
キレイすぎてため息出ちゃうでしょう! ここが、東洋一美しいと名高い与那覇前浜ビーチ。水色から青、濃紺へのグラデーション、びっくりするほど底が丸見えな透明さ。砂はふわふわしっとり柔らかく、パウダースノーかと勘違いしそうな真っ白さ。夢みたいなところなんです。
しかもこの時はモーターボートの練習をやっていて、真っ白な水しぶきが、青く広い世界を駆け巡っていました。
宮古島の海はまるで天国!! 元秘境ツアー添乗員・とまこおすすめ、ウソみたいに美しい海の絶景5選【連載第25回】その3
対岸に写っているのは橋で繋がる来間島(くりまじま)。黒く見える島影が、浮かれ度満点の色で輝く風景にメリハリを授けてくれます。

そうそう、海に行く時なるべく心がけているのは、赤や黄色の暖色系の服を着て行くことです。海と同じ寒色系で揃えるのも風景に馴染むのがキレイで好きだけど、絵に花を咲かせるように、写真で彩りを足したい時には自分で演出するのが手っ取り早いですね。

◆与那覇前浜ビーチ
住所:沖縄県宮古島市下地字与那覇914
電話:0980-73-1881(宮古島観光協会)

水平線が丸いよ! 地球のスケールを感じとれる、人の少ない長北海岸

水平線が丸いよ! 地球のスケールを感じとれる、人の少ない長北海岸
「キレイなビーチに行きたいけど、人が多いのはちょっと……」というあなたにおすすめなのが、ローカル感満点の長北海岸。ご覧の通り、見事な水色の海、完璧な白砂のビーチ! なのに観光客があまり多くないのが嬉しくて。
ここは外海で海の向こうに陸地はなく、湾曲した水平線を一望できるスケール感も最高! 自分の存在って小さいなぁ、地球は大きいなぁ。普段考えることもない当然のことをしみじみ体感します。こんな風に思える休日も、いいですね。

ゆったり静かに夕日を堪能するなら、来間島の長間浜

宮古島から来間大橋を渡って来間島へ。畑ばかりの島を横断した西はじに、真っ白な浜が出現します。ここも人影はまばらで、穏やかな空気感がたまりません。
海岸はバッチリ西に向いているので、夕暮れどきにはぜひここへ! 空の具合によっては感動的な太陽ショーの一部になれるかもしれません。ちなみに、向こうにうっすら見える影は伊良部島と伊良部大橋。こうして見ると近いのに、実際は宮古島を通ってぐるっと回らないと着けない島。この知識を持って伊良部島を訪れると、また違う感覚と発見があるかもしれません。

◆長間浜
住所:沖縄県宮古島市下地字来間

崖っぷちの面白い絶景で旅にメリハリをプラス。フナウサギバナタ

キレイなだけじゃない、険しくかっこいい、そしてちょっと面白い絶景なら、ぜひフナウサギバナタへ。この写真は真上から俯瞰していて、崖っぷちにあるのはタカの一種「サシバ」型の展望台です。サシバ、大きすぎるでしょ(笑)! ちなみにサシバは宮古市の市鳥で、昔から民話などにも登場するシンボル的な存在です。
フナウサギバナタとは、“船を見送る岬”という意味で、昔はここから旅立つ人々を見送ったそう。人々の思いの積み重なった場所で風に吹かれると、島の懐に少し入り込めたような気分になります。

◆フナウサギバナタ
住所:沖縄県宮古島市伊良部字前里添

超絶キレイな秘密基地!? こじんまりがとってもいいフナクス

フナクスは、池間大橋を渡った先の池間島北東海岸にある小さなビーチです。ビーチの周りは文句無しで水色の海、陸側の向かいは池間湿地。ちなみに写真はフナクス上空から南方を向いた角度で撮っていて、池間大橋と宮古島の北端が見えます。
ここの素晴らしさのひとつは、もちろん美しさ! 他と違うポイントは、ビーチがこじんまりとしているので、他に人がいない時は特に、秘密基地感覚でのんびりできるのです。この地との距離感が縮まった気分になり、島への愛着が深まりそうです。

おわりに

宮古の海は、どこに行っても放心状態になってしまう程の美しさ。そんな中でも、自分のお気に入りのスポットを見つけられると、さらに幸せ感が高まりますよね。お気に入りの場所に巡り合えますように。

◆とまこ
明治大学在学中からバックパッカーとしてデビューし、卒業後は秘境ツアーコンダクターに。現在は旅作家&おしゃれパッカーとして本の執筆や講演、TV出演など多方面で活躍中。著書に『離婚して、インド」(幻冬舎文庫)、『世界の国で美しくなる!」(幻冬舎)など既刊12冊。2017年9月20日には新刊『台湾で朝食を 日常よ、さようなら!』(メディアパル)発売。

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