▲高本敦基 「組み立て式の日常について考えてみる」
岡山県の3つの名湯からなる温泉地・美作三湯では、岡山の魅力を発信するアートイベント「美作三湯芸術温度」が2019年10月5日(土)から1月13日(月・祝) まで開催されます。
温泉とアートを一緒に楽しめる心温まるイベントです!
「美作三湯芸術温度」とは?
▲松岡徹「はんざきさん湯上がり姿」
「美作三湯芸術温度」は、岡山の文化と魅力をアピールする「ア ートプロジェクトおかやま」の一環として開催されます。西日本でも有数の温泉地である美作三湯にある宿泊施設に、県内外のアーティストの作品が展示されるアートイベントです。
参加する宿泊施設は26カ所で、24名のアーティスト作品を展示。美作三湯の歴史や、温泉地のおもてなし、そしてアートと、ここでしかできない体験や感動が待っています!
「温度」に込められた意味
▲徳持耕一郎「真夏のデュオ」
「美作三湯芸術温度」という名前は、美作三湯の温泉の温かさや、温泉宿で受けるおもてなしの温かさ、アートを鑑賞したあとの発見や感動を実際に体験することで「温度」を感じてもらいたいという願いからつけられました。画面越しに見るのではなく、生の体験をすることで温度が上がるアートイベントとなっています。
注目の参加アーティスト
▲樫尾聡美「たゆたふ」
「美作三湯芸術温度」に参加するアーティストは県内外の24名の新進気鋭のアーティストで、宿泊施設26カ所に設置されます。24名のうち17名が今年初参加となるので、新しい作品や感覚をたくさん発見することができます。
参加アーティストは写真家から画家、陶芸家、彫刻家、人形作家、工芸家まで多岐にわたっているので、いろいろなジャンルの作品を鑑賞してみてください。
「美作三湯」とは
▲ゆばらの宿 米屋
美作三湯とは、岡山県の北方にある湯郷温泉、湯原温泉、奥津温泉の3つからなる温泉地で、どれも名湯と呼ばれている西日本でも有数の温泉地です。自然に囲まれていて、湯治場や温泉街の趣ある佇まいが共通しています。
湯原温泉は湯原ダムの下流にあり、無料の混浴露天風呂である「砂湯」がシンボル。川底の砂をお湯が噴き上げながら湧いていて、湯量も豊富なので温泉の原風景が楽しめる温泉地です。
湯郷温泉は薬湯としても知られていて、古くから湯治場として栄えました。無色透明な塩化物泉で、肌がつるつるになる美人の湯として知られています。
奥津温泉は、ほとんどの宿に自家源泉のある由緒ある温泉。川沿いに風情のある旅館や民宿の風景が広がる温泉街で、温泉の美肌効果は化粧水にも使われているほどです。
◆美作三湯芸術温度
場所:美作三湯
電話番号:086-226-7903
期間:2019年10月5日(土)~1月13日(月・祝)