モデルのNOMAさんに聞く!心も体もキレイになる、旅先でのヨガのススメ【連載】第一回その0

モデルのNOMAさんに聞く!心も体もキレイになる、旅先でのヨガのススメ【連載】第一回

2017-02-17
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常に心と体の健やかさを保ちたいというNOMAさん。旅では特に体がこわばりやすいため、旅先でもヨガプログラムに参加することが多いそう。そんなNOMAさんに、普段の生活では見ることのできない、旅先ならではの環境で行うヨガセッションでの感動と、効果を高めるヨガ哲学についてお伺いしました。

文/Sachia
Interview Photo/中川文作

絶景のロケーションでヨガができる

絶景のロケーションでヨガができる

pixabay.com

※写真はイメージです。

――NOMAさんは人生初の一人旅の行先をインドにした決め手はヨガ発祥の国だったから、というのもあったそう。以来、旅先でのリラクゼーションとしてヨガを体験されているそうですが、どのような形で取り入れているのでしょうか?

インドでは残念ながらヨガクラスを受けることはできなかったのですが……、今は旅先でヨガを受ける場合、現地のヨガの先生によくお願いしています。ヨガの先生は、知人からのすすめで知り合うご縁が多いのですが、その土地でしか受けられないプログラムをその先生が考えてくださるんです。
例えばハワイだったら、海辺で日の出を見ながらだったり、山に沈む夕日を眺めながらだったり……。朝か夕方にすることが多いのですが、旅先ならではの美しい景色の中で行うヨガセッションは、感動するしいつも以上にリラックスできます。
ネパールでは、お寺にあるヨガのリトリートプログラムに参加してヨガ哲学を学びました。一日中ヨガをしてストイックに精神と向き合う時間は、心が豊かになります。こんな経験も、日常から少し離れて時間がたっぷりある旅先だからこそだと思いますね。

日本で一般的なヨガとのアプローチの違いを楽しむ

日本で一般的なヨガとのアプローチの違いを楽しむ
――ヨガの哲学を知る前と知ってからでは、ヨガの効果に違いなどはありましたか?

圧倒的に違うと思います! そもそものヨガの目的は“精神統一”ですが、日本ではダイエット目的でヨガをされる方が多いですよね。アーサナー(ヨガのポーズ)は、自分の体と意識をまとめていくための過程の一つなんです。体を動かしながら自分の精神と向き合う時間だということを知った上で、ボディケアとしてのトレーニングをすると効果が変わってきますよ。
私もせっかちなのでアーサナーをしながら「ヨガをした後はあそこに行って、これもして……」とつい他のことを考えてしまったりするけど、それでは本末転倒。しっかり自分と向き合えば、ぐちゃぐちゃなマインドも落ち着いて心の健康にも良いです。このように外国では日本とはまた違ったヨガのアプローチがあるので、それぞれの違いを体験するのも楽しいと思います。

モデルのNOMAさんに聞く!心も体もキレイになる、旅先でのヨガのススメ【連載】第一回その3
これはネパールのヨガプログラムで出合ったヨガメイトと先生2人のチームで、ハイキングに行った時のもの。共通の趣味で現地の人たちと繋がれるのも魅力です!

――ヨガのルーツからさまざまな国に行くきっかけができたり、各地で友達ができたりするんですね!ヨガを通して、観光以外の楽しみが増えるのは素敵です。

ヨガをして自分と向き合うことで、旅がより充実する

ヨガをして自分と向き合うことで、旅がより充実する
※写真はイメージです。

――旅先でヨガをしたいという読者に向けて、用意して行ったほうが良いものなどを教えてください。

持ち物は先生がだいたい用意してもらえるのですが、自分で用意するとしたら“香り”ですかね。リラックスしたいのか、気分を高めたいのか、自分が欲している香りを用意すると良いと思います。小瓶でいいのでアロマオイルを持って行くのがおすすめ。
服装で言えば、途中で冷えたら体がこわばってしまうので、レッグウォーマーを持っていくと安心です。私はさらに、ヨガをする前にデトックス系のスーパーフードのパウダーを飲むようにして、ヨガの効果を高められるように工夫しています。
ヨガは旅先で絶対ないとダメなものではないですが、あったらより自分の旅が充実するものだと思っています。体調管理としてはもちろん、旅先での思い出にもなりますよね。その時、その環境、その先生で受けられるヨガは一期一会なので、特別な体験になるはず!


――旅の途中、少し疲れが出てきたときこそ取り入れてみたいヨガ。その旅がいつもとは違う色に染まった思い出になりそうですね。


◆NOMA(のーま)
佐賀県生まれ。シシリア系アメリカ人と日本人のハーフ。大学時代に初めて行ったインド旅行で一人旅に目覚める。モデルやTV、CMで活躍しながらも旅を続け、旅エッセイ本「ノーマのきらきら紀行」(KKベストセラーズ 2011年2月刊行)を出版。2012年以降は食用植物の知識を活かして、ダイニングレストランやカフェをプロデュース。

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