日常の中で古くから親しまれてきた素朴な味わいの煎餅。上質な原料や手焼き製法にこだわった、東京・巣鴨に本店を構える「雷神堂」の煎餅は、上品な米の風味にほっと和む素朴な味わいが特徴です。お茶菓子やおやつ、お酒のお供にと、多彩なシーンで楽しめる煎餅のラインアップがそろいます。
Text:小林優子
手焼き、手作り、良質な素材にこだわった温もりあふれる一枚
東京・巣鴨に構える本店をはじめ、関東を中心に約28店舗を展開する手焼きせんべいの専門店「雷神堂」。遡ること30年以上前。煎餅の卸売業を営んでいた先代が、原料の質や味わいよりも安さを追求した煎餅が多いことに疑問を抱き、「高くても品質がよく、温もりを感じられるお煎餅を作りたい」との思いから、現在の「雷神堂」が誕生しました。
まずは、煎餅の原料を厳選。米は山形県産を中心とした国産ブランド米100%、醤油は正田醤油の上質な再仕込醤油を使用し、手焼き・手作りの製法を取り入れたこだわりの煎餅を作り上げました。
まぼろしの黒豆〝黒千石大豆″を使った「黒まめ小町」
「雷神堂」の煎餅のなかでも特におすすめなのが、希少な黒千石大豆を使った「黒まめ小町」です。しお味と甘口醤油の2種類があり、北海道産の貴重な黒豆を生地に練り込んで焼き上げた一品です。小さいけれど、しっかりと存在感を主張する黒豆と、お米の風味がふわっと合わさり、品のよい味わいが楽しめます。
「黒まめ小町」に使われている黒千石大豆は〝まぼろしの黒豆″と呼ばれ、栽培が難しいことから、1970年代に一度はその存在が途絶えてしまった希少品種。しばらくたった2001年に50粒の原種が見つかり、その中から28粒の発芽に成功。無事に復活を果たしました。
黒千石大豆は、老化を遅らせる作用を期待できるアントシアニンが豊富。その量は、なんと普通の黒豆の約2倍なんだとか。栄養が豊富なのはもちろん、アンチエイジングにも期待できそうですね!
おうちで作れる手焼きの味わい「素焼き」
おうちで気軽に煎餅焼き体験の気分を楽しめる「素焼き」も一押しです。味を付けずに、ただ生地を〝焼いただけ″の煎餅ですが、毎日食卓に並べるご飯としてもおいしい国産ブランド米を使用しているからこそ、素材そのものの奥深い味を堪能できる一枚になっています。
トースターなどでさっと温め、まずは何も付けずにそのまま味わうのがおすすめ。醤油を塗ると焼き立て醤油煎餅に近い味を再現できます。お好みで海苔を巻いたり、チーズをのせたりと、アレンジできるのも魅力ですね。
黒胡椒のパンチがクセになる「あらびき黒こしょう煎餅」
ビールと相性抜群なのが「あらびき黒こしょう煎餅」です。口に広がるピリリと効いた黒胡椒の香りが後を引きます。おつまみとしてはもちろん、塩と胡椒の辛味は暑い季節のお茶菓子にもぴったりです。
今回、ご紹介した「雷神堂」の煎餅は、ショッピングアプリBASE(ベイス)の雷神堂特設サイトで好評発売中。
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