【台湾情報】個性派ホテルが続々と登場中の人気温泉街・礁溪に新ランドマークが誕生！

礁溪バスターミナルから徒歩5分とアクセスしやすいうえ、マウンテンビューの最前列という好ロケーションの「風華渡假酒店-礁溪館」。経営するのは、食品加工業から始まった嘉楠グループです。企業文化と情熱の体現のためにホテル業界に進出し、「雲林虎尾風華渡假旅館」、「嘉義市嘉楠風華酒店」の２館をオープン。それらの好評を受け、6年もの年月を費やして2023年5月に開業したのが、この「風華渡假酒店-礁溪館」です。

山の景色が楽しめる好立地はセールスポイントのひとつですが、会長の陳建昇氏は『遠方からお越しになるあなたこそが、我々にとって最も美しい景色です』と人々の滞在を歓迎。また「自分が進んで使ってみて、気に入ったものだけをお客様にお勧めする」という企業理念が細部にまで貫かれているのも特徴です。

モダンな白亜の殿堂を設計したのは「楓川秀雅建築室内研修室」。不規則に交差する網目のような装飾は、礁溪の雲と霧がインスピレーション源。リズミカルな美しさに満ちた外観となっています。日中は山の緑との鮮やかなコントラストが眩しく、夜はライトを受けて幻想的に…昼夜で表情が大きく変わるのも魅力のひとつといえるでしょう。

外観の眩い白色から室内装飾に至るまで、分厚い大理石の建材が使われていて、自然が生み出す文様や質感を表現するとともに、嘉楠グループが求めた質の高さを示唆。フロントでは、スタッフが丁寧な挨拶とともにお出迎え。彼らのユニフォームは、東洋的な美しさと新素材を融合されたクリエーションで注目の台湾人デザイナー・汪俐伶氏によるもの。セクションごとに色や素材を変え、それぞれが美しさと機能性を兼ね備えたデザインに仕上げています。『サービスのポリシーは“創新、温度、感動”。我々の心のこもったサービスを通して、あらゆる顧客の旅が感動的なものとなることを希望しています』と陳会長。

『ホテルは９階建てで、多くの空間をパブリックスペースに割き、質の高い環境を創出。すべてのお客様に行き届いたリゾート体験をしていただけます』と陳会長は語ります。１階には露天風呂、キッズの水遊びスペース、プール、サウナのほか、アロママッサージが受けられる温泉つきSPAなどがあり、露天風呂には、アイスランドの温泉施設・ブルーラグーンにちなんだバー「藍湖吧（ブルーラグーン・バー）」を併設。温泉に浸かりながらドリンクが楽しめるようになっています。


屋上には、礁溪唯一のスカイバー「TOKI TOKI BAR」。昼は龜山島の美景、夜は満天の星を眺めながら、美酒のあるひとときが過ごせます。他にも、ウォータースライダー、水遊びエリア、フィットネスジム、カラオケルームなど館内施設が充実。おこもりステイを決め込んでも、大人も子どもも退屈とは無縁です。

ペットの宿泊設備も特筆すべきポイント。B2フロアはペットホテルとなっていて、セントラル空調、監視器、紫外線殺菌した食器類、RO膜濾過水等々、ペットが安全&快適に過ごすためのさまざまな配慮がなされています。

また、政府が推進するクリーンエネルギー政策に応じて、B3フロアには21台の電気自動車の充電スタンドを設置。電気自動車ユーザーにやさしいホテルです。

客室は全64室あり、マウンテンビュー、ジャパニーズスタイルなど、新鮮でエレガントな内装。各部屋には半露天風呂と独立したバルコニーがあり、霧が立ち昇る山の美しい景色を楽しむことができます。また、シモンズの高級ベッド、BOSEのサウンドブラスター、TOTOウォシュレット®︎を標準装備。

室内設備の利用はAIチャットボット「小美犀」で。露天風呂のロールカーテン、室内のカーテン、照明、空調、テレビなどを音声で操作できます。お茶はTWGのティーバッグ、コーヒーは総統専用機でも採用されているHWC黑沃コーヒーのペーパードリップ、お茶請けには、嘉楠グループのジャーキーと肉でんぶ。ミニ冷蔵庫の中の飲料は無料です。

バスアメニティはホテルのオリジナルブランド。ヒアルロン酸を配合しているほか、涙が出にくい処方が特徴。入浴後の保湿に使えるシートマスクも用意されているなど、細やかなおもてなしの心を感じます。

同様に、飲食環境へのこだわりも多数。食品加工のプロ・嘉楠グループの経営とあって、食の安全と品質は折り紙つき。ウエルカムデザートでは、宜蘭・頭城の老舗の《豆漿豆花》がサービスされます。

朝食は、２階にある「和風廳」で西洋&中華のビュッフェがいただけます。新鮮で柔らかな牛肉のスープ、グループオリジナルのつみれ団子は、何杯もおかわりしたくなる美味しさ。そのほかグループ傘下の鍋料理レストラン「老丸家極致鍋物」も館内にあり、幸福な満腹感が得られること間違いなしです。