除夜の鐘の音ってどこか落ち着く効果がありますよね。1年の締め括りと、来る年の幸せを願って、
今回は除夜の鐘をつくことができる奈良県のお寺をご紹介します。
①興福寺
興福寺(こうふくじ)は法相宗の大本山で、奈良県奈良市登大路町(のぼりおおじちょう)にある寺院です。南都七大寺の1つで、藤原鎌足の指定に建立されたとする山階寺が始まりで、平城遷都に伴って、現在地に移動した折に「興福寺」となりました。
除夜の鐘は、大晦日12月31日23:00に先着100名に整理券が配布され、23:30から鐘を撞くことができます。興福寺の鐘楼は、南円堂と菩提院大御堂の2か所にあり、それぞえ100名ずつとなっていますので、早めの行くのがおすすめです。
◆法相宗大本山 興福寺(こうふくじ)
住所:奈良県奈良市登大路町48
電話番号:0742-22-7755
除夜の鐘の時間:12月31日23:30~
②華厳宗大本山 東大寺
奈良の大仏でおなじみの東大寺でも一般参加で除夜の鐘を撞くことができます。ただ、奈良の大仏が巨大なように、東大寺の梵鐘もとても大きく、東大寺では「大鐘(おおがね)」と呼ばれています。
除夜の鐘は、大晦日12月31日の23:00頃より整理券が配布され、元日1月1日の午前0:00からつかれます。先着順に8名ずつ程の組に入り、紐を引っ張ることで鐘を鳴らします。
108回つくため、約800名余りの人が参加できますよ。
ただし、整理券をもらっても、列から離れて終了後に戻ってきた人はつくことができませんので、ご注意ください。
◆華厳宗大本山 東大寺
住所:奈良県奈良市雑司町406-1
電話番号:0742-22-5511
除夜の鐘の時間:1月1日0:00~
③薬師寺
薬師寺は、奈良県奈良市にあるお寺で、天武天皇が680年に皇后の病気平癒を祈願して建立した寺院です。
大晦日の12月31日、23:00頃から整理券が配られ、23:30頃から除夜の鐘が始まります。僧侶による読経ののち、参拝者は5人1組で順番に鐘をつくことができます。
また、写経も行っており、こちらは20:00頃から配布される整理券が必要となります。
◆薬師寺
住所:奈良県奈良市西ノ京町457
電話番号:0742-33-6001
除夜の鐘の時間:12月31日23:30頃から
④飛鳥寺
飛鳥寺は、奈良県高市郡明日香村にあるお寺です。日本で最古の本格的な寺院であった法興寺の後進で、蘇我氏の氏寺でもあります。
除夜の鐘は、境内の鐘楼で大晦日の12月31日23:30頃から鐘をつき始めます。
事前予約や人数制限はないので、気軽に除夜の鐘撞きに参加することができるんです。
生姜湯の振舞いや、先着300名に干支の絵馬などもありますので、ぜひ早めに足を運んでみてください。
◆飛鳥寺
住所:奈良県明日香村飛鳥682
電話番号:0744-54-2126
除夜の鐘の時間:12月31日23:30~