「ところざわサクラタウン」内に2020年11月6日グランドオープンする「角川武蔵野ミュージアム」の竣工記念展である「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」が開催されています。
期間中は注目の「本棚劇場」との連携企画などもあるので、ぜひチェックしてみてください。
角川武蔵野ミュージアム
隈研吾氏が設計した「角川武蔵野ミュージアム」は、埼玉県所沢市と株式会社KADOKAWAが共同で進めているプロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設である「ところざわサクラタウン」に2020年11月6日にグランドオープンする美術館、図書館、博物館が融合した文化複合施設です。
隈研吾氏がデザイン監修をした「本棚劇場」や、館長である松岡正剛氏がプロデュースする本の街「エディットタウン」、そして隅研吾氏による「石の建築」が注目を集めています。
隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築
「角川武蔵野ミュージアム」のグランドオープンは2020年11月6日(金)ですが、8月1日(土)のプレオープン企画として、竣工記念展の「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」が2020年8月1日から10月15日まで開催されています。
展覧会は「グランドギャラリー」で開催され、2階のカフェもオープンしているほか、展覧会チケットで「マンガ・ラノベ図書館」も見ることができるのでひと足早く「角川武蔵野ミュージアム 」を見てみたいという人も見逃せない企画となっています。
近年の代表作も
「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」では、自らが設計したグランドギャラリーで自然素材である木と石を使用した近年の代表作の模型群の展示や解説も行うほか、11月に開館する「エディットタウン」の木製書棚の実物大モックアップなども展示されます。
写真家・新津保建秀氏のコラボレーションによる最新作品集「東京 TOKYO」のための写真もロール・プロジェクションで映しだされるほか、ギャラリートークやインタビュー映像、テキストなど、豊富な資料による解説があるので建築ファンでなくても楽しめます。
◆隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築
場所:角川武蔵野ミュージアム グランドギャラリー
会期:2020年8月1日~10月15日
時間:10:00~18:00(金・土は10:00~21:00)
休館日:火曜日
料金:大人1,600円 中高生1,000円 小学生700円
本棚劇場体験ツアー
「隈研吾展」開催中の金曜日、土曜日には注目の施設である「本棚劇場」の体験ツアーも開催されます。
高さ約8メートルで迷路のように本棚が入り組み、5万冊収蔵できる「本棚劇場」は「角川武蔵野ミュージアム」のなかでもメディアにもっとも取り上げられる場所です。
いま図書を配架中の「本棚劇場」の見どころと、館長の松岡正剛がプロデュースする本の街「エディットタウン」をミュージアムスタッフが解説しながら案内してくれるツアーで、参加者にはお土産もつく今しか見られないツアーとなっています。
◆本棚劇場見学ツアー
場所:角川武蔵野ミュージアム
会期:隈研吾展開催期間中(~2020年10月15日)の金曜・土曜
時間:金曜16:00〜17:45 土曜11:00〜12:45 16:00〜17:45
料金:隈研吾展とセット 一般2,000円、中高生 1,400円、小学生 1,100円