「静岡市 世界に輝くプレゼンテーション2017」と称したイベントが12月13日都内某所で開かれました。静岡市長をはじめ、ゆかりの方々が登場し、静岡市オンリーワンの魅力についてPRしました。今回は、静岡市唯一のイベント、グルメ、スポットを紹介します。
世界オンリーワンイベント「大道芸ワールドカップ」
静岡市では、アジア最大級の大道芸フェスティバルを毎年11月3日の文化の日を中心に4日間開催しています。1992年からスタートし、今年で26年目を迎えました。国内はもちろん海外から訪れるアーティストも数多く、今年は世界17か国、103組が参加したそう。パフォーマンス会場はホールだけでなく、駿府城公園や静岡駅前、商店街、ストリートなど静岡市全体なので、まさに街が劇場のような状態。ジャグリングやアクロバット、ダンス、マジック、コメディ、音楽など、街を歩けば大道芸に出合えます。
驚くべきことに、この大規模な大道芸ワールドカップは、企画から運営まですべて静岡市民がボランティアでやっているんです。実行委員長である甲賀雅章さんは、「静岡市は“のらない、踊らない、何もしない”という気質といわれてきましたが、年間150名、当日ボランティアの登録数は1500名以上と、市を盛り上げようと一丸となっています。もともとのイメージを変えるのも私たちの役割かもしれない」と語りました。
PRイベントの最後には、パフォーマーによる短いショーもありました。ダイナミックで、笑いあり驚きあり。来年は、街をあげたエンターテインメントを、ぜひ体感してみてくださいね。
世界オンリーワンフード「生の桜えび」
桜えびというと、乾物コーナーにある干された状態のものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?静岡市では世界で唯一、生の桜えびを食べることができるんです。実は桜えびは世界的にも希少な魚介類で、静岡の駿河湾と台湾でしか獲れず、生で味わえるのは静岡だけ。これは、徹底した衛生管理、保存方法の研究を重ねた結果なんだそうです。実際に私も生の桜えびの沖漬けをいただいたのですが、甘くて口の中でとろけます…!美味しい!桜エビの赤い色素は「アスタキサンチン」という物質で、抗酸化力があり美肌効果も期待できるそう。生の桜えびは静岡でしか味わえないので、ぜひチェックしてみてください。
世界オンリーワンテーマパーク「ちびまる子ちゃんランド」
静岡市には国民的アニメである「ちびまる子ちゃん」のテーマパークがあるんです。PRイベントには可愛らしいまる子ちゃんも登場しました。2008年にリニューアルしたこの施設は、さくら家や教室、商店街など「ちびまる子ちゃん」の世界観が表現されており、登場人物になった気分で楽しめちゃいます。静岡市出身の原作者であるさくらももこ先生の直筆原稿やアニメの資料などを展示したギャラリー、ちびまる子ちゃんの衣装をレンタルして撮影ができる写真館などもあります。訪日外国人の方にも大人気だそう。ファンはもちろんそうでない方もテンションがあがること間違いなしのテーマパーク、おすすめです。
◆ちびまる子ちゃんランド
住所:静岡県静岡市清水区入船町13-15 エスパルドリームプラザ3F
電話番号:054-354-3360
営業時間:10:00~20:00(最終入場19:30)
定休日:無休
静岡市のオンリーワンに出合いに行こう
東京から新幹線で約1時間と、アクセスもいい静岡市。静岡市長の田辺信宏さんは「わくわくどきどきの仕掛けや、ほっとする安心感と満足感を得られる魅力があります」と力強く語りました。ライフワークバランスにもこだわり、プレミアムフライデーには毎月趣向を変えたユニークな取り組みもしているそう。飲食店などでは特別なサービスがうけられたり、コンサートや季節ごとのイベントもあるので、そこに合わせて静岡市に行くのも面白いかもしれませんね。
今回紹介した以外にも、徳川家康公が大御所政治を行った駿府城の発掘体験ができたり、2020年オリンピックの年に新しい国産ウイスキーの「シングルモルトSHIZUOKA」が発売されるなど、静岡市だけのモノ・コトがたくさんあります。これからの静岡市に大注目ですね。