お餅が食べたくなる季節! 代々受け継がれる老舗のお餅が味わえる和菓子屋をご紹介その0

お餅が食べたくなる季節! 代々受け継がれる老舗のお餅が味わえる和菓子屋をご紹介

2019-01-01
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image source: tabiiro.jp

お正月につきものなのがお餅。もちもちの食感とバラエティ豊かなアレンジは日本人にとって懐かしい味ですよよね。今回はこれからの季節におすすめの、老舗のお餅を味わえるお店をご紹介します。

「やまだいち 登呂 もちの家」で作りたてを味わって(静岡)

「やまだいち 登呂 もちの家」で作りたてを味わって(静岡)

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静岡名物の代名詞「安倍川もち」とは、つきたてのお餅にきな粉をまぶし、さらにその上から白砂糖をかけたもの。安倍川もちを味わうなら、老舗の「やまだいち 登呂 もちの家」がおすすめです。毎朝ついているというコシがあり柔らかい餅に、北海道大豆を使ったきな粉、讃岐の和三盆をまぶしたこだわりの逸品です。

また、一度は途絶えた安倍川もちを、戦後どこよりも早く復活させたお店で、昭和天皇をはじめとする皇族の方々にも愛されています。お店は「登呂遺跡」の真向かい。奥会津から移築してきた築約200年の農家をリノベーションしたお店で、伝統と歴史の流れを感じながら作りたてを堪能できます。

◆やまだいち 登呂 もちの家
住所:静岡県静岡市駿河区登呂5-15-13
電話番号:054-283-1663
営業時間:11:00~16:00※変動あり
定休日:月・金曜日(火曜日は不定休)※祝日は営業の場合あり(要電話確認)、2019年1月より月・火・水曜日が定休日(詳細は公式HPで確認)


かつての幻の餅「鈴木翠松軒」(三重)

かつての幻の餅「鈴木翠松軒」(三重)

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伊勢で100年余り和菓子を作り続け、お祝い事などに重宝されてきたのが「鈴木翠松軒」。本物の味を追求した、こだわりの詰まったお餅の菓子などを多く扱っています。特に昭和の中期から祝い餅として売り出されている「くうや観助餅」は、当時は予約注文のみの貴重なお餅で「幻の餅」といわれていたほどでした。餅米をつぶさずに米粒の形が残ったものにこし餡を包んだ和菓子で、しっとりとした餅米の風合いと甘さ控えめな餡のハーモニーが生きています。

ほかにも、あっさりとして口どけのいいこし餡と独特の食感をもつ生麩を合わせ、塩漬けされた山帰来(さんきらい)の葉がアクセントになった「麩まんじゅう」なども人気です。

◆鈴木翠松軒
住所:三重県伊勢市二見町茶屋537-18
電話番号:0596-43-2067
営業時間:9:00~18:00
定休日:なし

厳選した材料でつくる懐かしい味「太白永餅」(三重)

厳選した材料でつくる懐かしい味「太白永餅」(三重)

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三重県四日市市を代表する銘菓「太白永餅」を作っている老舗の和菓子店が、1868年創業の「太白永餅」です。4年に1度の菓子の祭典「全国菓子大博覧会」で何度も賞を受賞したこの「太白永餅」は、創業以来守り継がれている、どこか素朴で懐かしい味でもあります。ほどよい焦げ目がついた柔らかい餅に、たっぷりの自家製餡が詰まっていて、トースターで温めたり、油で揚げても美味しく食べられます。

厳選した国産の餅米に北海道産の小豆というこだわりの原料を使い、一つずつ手作りされている「太白永餅」は、1日約5,000枚ほども焼き上げられている人気商品。無添加の餅菓子なので、子どもからお年寄りまで誰でも安心して食べられるのも嬉しいところです。

◆太白永餅
住所:三重県四日市市本町6-7
電話番号:059-352-2463
営業時間:8:30~19:00
定休日:不定休※年間5日

おわりに

これからのお餅の季節に食べたい、全国の老舗のお餅をご紹介しました。昔ながらの懐かしさと、お正月らしいおめでたい気分が味わえる餅菓子は年賀の挨拶にもぴったりです。

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