【台湾情報】キッズは野外へ、大人は美湯と美食三昧。宜蘭ウエスティンの特別プランに注目

台北から台湾鐵路で約１時間の宜蘭。週末リゾートとして人気のエリアで、屈指のラグジュアリー感を誇るホテルといえば「宜蘭力麗威斯汀度假酒店The Westin Yilan Resort」。秘湯を擁する員山郷に位置し、美人の湯と美食が堪能できるリゾートホテルとして支持されています。顧客のニーズへの対応力も抜群で、この夏も「納涼祭り」プランを発表。キッズの農場体験、美人の湯、夏の絶品会席料理がセットになった２泊3日のプランが発売中です。

2023年の納涼祭りの内容は、員山郷の「棗稻田食玩農創空間」とのコラボレーションによる「夏の田園物語キャンプ」。6〜12歳を対象としたプログラムで、都会で生活する子どもたちが自然を走り回り、手付かずの生態環境に触れる機会を提供。さまざまな活動を通して、自立心を養い、団体行動について学ぶこともテーマのひとつです。

「農場で出会い、農場を知る」活動では、園内での宝探し、草木染めのバッグを製作。農場での夕食をいただいた後は、自作のランタンを持って夜の生態探索へ。

「食べたり遊んだりして、農場を深く知る」活動では、農場での日常を体験。釣り、ピザ作り、バーベキューのほか、ワクワクがいっぱいのキャンプファイヤーも。魚の塩焼き、野菜のグリル、焼き芋など、自然を感じる田園風の食事がいただけます。

「生態クッキング」活動では、苔玉の製作、野菜のおにぎりと宜蘭特産のネギと海鮮のお好み焼きづくりに挑戦。これらのDIY活動では、環境にやさしい暮らし方を体験していきます。

3日間の活動の全行程は、プロのスタッフとホテルの執事が引率&サポート。子どもたちの活動の様子を写した写真や動画は、随時保護者に送られるので、安心して大人だけのリゾートホテルライフを満喫できます。

すべての客室には2人用の内風呂があり、美人の湯と呼ばれるナトリウム−炭酸水素塩泉の温泉浴が楽しめます。湯上りの肌はつるんと滑らか。美肌を保つには入浴後の保湿をお忘れなく。また、禅をテーマにデザインされた日本風の露天風呂&大浴場もぜひ。男湯と女湯は毎日入れ替わるので、2日連続で入浴して趣きの違いを体感してください。大浴場には、サウナ、スチームルーム、広々としたメイクコーナーや休憩室を併設。開放的な空間で、ゆったりした時間を過ごせます。

大人のランチ&ディナーは、館内レストラン「舞　日本料理」へ。9月中旬までの夏のディナーは「舞夏 会席料理」。節氣、朔望、白露、吟松の４種のコースがあり、先付けの珍味、煮物の碗盛、旬の魚のお造り、焼き物、揚げ物、ご飯、留め碗、水菓子など９品の繊細な料理がいただけます。

いずれの料理も宜蘭の農水産物を積極的に取り入れています。碗盛の《帆立貝真丈》は、白身魚のすり身に日本産のホタテを加えたしんじょのお吸い物。隠し味に使われているのは台湾では貴重な日本のミョウガ。お刺身は南方澳漁港から仕入れた活きのいい魚が並びます。ご飯の《野菜豚肉炊飯》に使われているお肉は、地元の養豚場の黒毛豚。香り良く、歯応えがあり、甘味を感じる良質なお肉に旬の新生姜を効かせ、爽やかな味わいに。留め碗の《京都白味噌湯》は、京都の白味噌と名古屋の八丁味噌を合わせたお味噌汁。水菓子の《櫻花水信玄餅》は、雪山山脈の湧水で作った寒天に日本の桜を閉じ込めた、目にも涼やかな水信玄餅です。

焼き物と揚げ物は、コースによって異なり、「節氣」コースの揚げ物は、大溪港で水揚げされた旬のタチウオに柚子をしぼった《太刀魚鳴門卷》。焼き物は、肉質の良い員山の粗坑地鶏の味噌焼き《地雞蒜醬味噌燒》。

「朔望」コースの焼き物は、日本の青山椒で香り高く仕上げたブリの照り焼き《鰤魚有馬山椒燒》。また「白露」コースの揚げ物は、独特の歯応えが楽しめるアワビの天ぷら《鰒魚衣揚》。焼き物は、鹿児島産の黒毛和牛を花椒で味付けした《黑毛和牛花椒燒》。

そして最高級コース「吟松」の揚げ物は、香港産のブラックタイガーの天ぷら《牛海老衣揚》。焼き物《鰒魚和牛醬燒》は、鹿児島産の和牛とアワビが一度に食せる一品。特製のタレで焼き上げてあり、柔らかくも歯応えのある味わいです。

暑気払いに、単品のパイナップルミルク、ドラゴンフルーツ、ライチなどの果物を使ったドリンクを追加すれば、食後の爽やかさが格段に上がります。

このプランは、大人2人と子ども1人の２泊3日、火曜チェックイン・木曜チェックアウトの指定日限定で、豪華客房（デラックスルーム）または精選客房（プレミアムルーム）に宿泊。キッズの活動費と食事、朝食2日分、大人の昼食&夕食2日分、イベントTシャツ&手提げバッグ、ウエスティンのキャラクター威威汀汀のぬいぐるみセットなどの記念品がセット。夏休みの思い出づくりにもぴったりです。