【台湾情報】台湾初のスローシティ。花東縱谷のレジャー農場で、五感に効く癒しの休日をその0

【台湾情報】台湾初のスローシティ。花東縱谷のレジャー農場で、五感に効く癒しの休日を

2022-10-20
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花蓮の平原・花東縱谷にある「墾夢莊園」は、台湾最大級のレジャー農場。五感に響く体験ができる楽園として長く支持されていて、2024年で50周年となるそう。ローカルの間では「新光兆豐休閒農場」という名でもお馴染みです。台9号線(東部幹線)217kmの位置にあり、台湾鉄路の台東線の林榮新光火車駅が敷地内にあるという便利なロケーションも魅力的。広大な森林の散策に適しているのは、動きやすい服装、履き慣れた靴、麦わら帽子。日ごと涼しさが増す季節、休日は心地よい自然環境でのんびり過ごしてみては。

せわしない日々を忘れ、ゆったり過ごす。台湾初の国際スローシティへ。

せわしない日々を忘れ、ゆったり過ごす。台湾初の国際スローシティへ。
【台湾情報】台湾初のスローシティ。花東縱谷のレジャー農場で、五感に効く癒しの休日をその2
自転車を携えて台東線の林榮新光火車駅を出ると、そこに広がるのは726ヘクタールもの森林を擁する「墾夢莊園」です。花蓮県の鳳林鎮にあるこのレジャー農場は、台湾初の国際スローシティ(チッタスロー)であり、連盟のシンボルであるカタツムリのように、ゆっくり歩き、ゆっくり見て、静かに自然を楽しむことを推し進めています。

日々のあらゆる悩みを消し去り、大脳がすべての神経を開放し、五感が全方位からの刺激をキャッチできるようになる…そんな環境が整っています。また、古くからの友達のような親しみと知り合ったばかりの友人のような驚きをもたらす場所でもあります。

濃淡もさまざまなグリーンは視覚の栄養。飽きることなく眺められます。

濃淡もさまざまなグリーンは視覚の栄養。飽きることなく眺められます。
「墾夢莊園」に入ってまず目を引くのは、園内いっぱいに広がる濃淡もさまざまな緑色。その緑のグラデーションを織りなしているのは、何万本もの樹木の枝葉、広大で快適な牧草地、涼しい風が吹く湖の緑です。視線を5km先に向けたなら、至るところに花東縱谷の高山、そして空の大部分を覆う緑のレイヤード。深緑、薄緑、浅葱色、あるいは名もない緑…これらは、莊園の一番人気の歓迎大使です。キワタの道、ホウオウボクの道、台湾レインツリーの道などを進むと、緑の色彩が徐々に赤やオレンジへと変わっていきます。その美しさに気づいたときには、この地がすっかり気に入ってしまうはず。

耳に心地よい風の音。目を閉じ耳を澄ませば、感覚がクリアになるのを実感。

耳に心地よい風の音。目を閉じ耳を澄ませば、感覚がクリアになるのを実感。
木陰の道をゆっくり歩いていると、脳は緑色の視覚に満足し、次は聴覚の洗礼を受けることでしょう。最初に聞こえるのは、季節によって異なる風の音。それは耳をかすめる風の音そのものであったり、木々の枝が揺れて葉が擦れ合う音だったり、はたまた風が葉と葉の間を吹き抜けるときの空気の共鳴音ということも。夏には波のように聞こえるセミの声。聴覚の鋭い人なら、バッタが後ろ足で前翅を擦り合わせる求愛行動の音を聞き分けられるかもしれません。

どの子も主役級の可愛さ! 触れ合いを楽しめる動物も。

園内の動物園では、国立音楽堂で演奏される壮大な交響楽のような豊かな音響を体験できることでしょう。羊はメーメー、子豚はグーグー、ミニチュアホースはアーアー。アフリカヒトコブラクダ独特の雄叫びも聞こえてきます。木々の間からは、さまざまな鳥の鳴き声も響き渡っていて、まるで熱帯雨林にいるよう。

神話にも登場する白鹿の群れ。台湾で出合えるのはこの動物園だけ!

必見は、台湾ではここでしかお目にかかれない白鹿たち。可愛い動物たちに挨拶したり、一緒に写真を撮ったりしていると、そのキュートな姿に癒され、その場を離れたくなくなることでしょう。

園内外をサイクリングしても。周辺地域の人々との交流も有意義。

並木道をサイクリングするのもおすすめです。全身にフィトンチッドを浴びてリフレッシュすること間違いなし。結実の季節に訪れる際は、果樹園に実る果物を持ち帰るべく、自転車にはカゴをつけておくことをお忘れなく。時間に余裕があれば、自転車を走らせ、チヤカン川沿いの原住民の部族文化に触れたり、台9線沿いにある鳳林の客家の街を訪れたりしてみると、より文化的な旅を体験することができます。

湧水を引いた人工湖は鳥の楽園。夕暮れ時には幻想的な雰囲気に。

莊園の北側にはロマンティックな人工湖があります。ここに引いているのは、中央山脈の二子山にあるチヤカン川の湧水で、湖水は長年にわたって適温を維持し、快適で涼しい風を呼んでいます。湖畔には、たくさんのヌマスギ、クスノキ、ガジュマルが植えられていて、多くの留鳥が住むだけでなく、渡り鳥たちもやってきます。野鴨は羽ばたいて湖水で身体を洗い流しながら泳ぎ、ゆっくりと波紋を広げ、白鷺は湖のほとりで彫像のように静止して立ち、水中の小魚を捕まえるチャンスを待っています。冬に現れるセイタカシギは、まるでスーパーモデルのようにほっそりと長い脚で歩いたり、群れを成して湖上を飛び、美しい影を残します。

日没後は、星が降る湖畔のホールへ。心のコリがほぐれる美酒をどうぞ。

太陽が西に沈み、月が東に昇り、湖に星が映る頃、湖畔のホールが開店します。黄昏色の明かりが照らす室内の原住民の装飾は、控えめながらカラフルで、豊かな原住民文化を感じることができるでしょう。一杯の美酒、一皿のつまみ、目の前には眩いばかりの星空、遠くには海岸や山脈…。日頃の雑多な悩みは、宇宙に飛んでいきそうです。
太陽、月、星を見て、虫の鳴き声や鳥のさえずりを聞き、陽光や風雨を感じ、母なる大自然の懐に戻り、無邪気な童心の気持ちに帰る…。感性を研ぎ澄ましたいとき、心身の深い癒しを得たいときには、花東縱谷の自然を感じる「墾夢莊園」で、のんびり過ごす1日を。

◆墾夢莊園
住所:花蓮縣鳳林鎮永褔街20號
電話:+886-3-877-2666

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