福島県いわき市にある体験型水族館「アクアマリンふくしま」で、カワウソのベビーが3頭誕生しました! 2019年5月16日に生まれた令和ベビーのかわいい姿を見に行きませんか?
令和ベビー誕生
カワウソの令和ベビーが誕生したのは、福島県いわき市にある「アクアマリンふくしま」。
お父さんはミュンヘンに生まれて2010年に「アクアマリン ふくしま」にやってきた10歳の「ドナウ」、お母さんはオーストリアに生まれて2015年に「アクアマリン ふくしま」にやってきた4歳の「まろん」です。
ベビーが生まれたのは2019年5月16日の早朝で、1頭目が4:20分、2頭目が4:22分、3頭目が4:25分に生まれました。性別などはまだ不明ということですが、3兄弟仲良く育ってほしいですね。
モニター越しに見れます
出産が「アクアマリン ふくしま」の展示エリア内の巣箱でされたので、まだ様子を直接見ることはできません。その代わりに、巣箱の中の様子がモニター越しで見られるようになっているので、お母さんの「まろん」とカワウソベビーたちの様子をリアルタイムで見ることができます。
また、公式ホームページとYouTubeには出産後の「まろん」とベビーたちの様子が動画で上がっています。直接見に行く前に、まずは一目だけでもかわいい姿を見てみませんか?
ユーラシアカワウソを見るなら「アクアマリン ふくしま」
「アクアマリン ふくしま」は、国内でも有数の規模のユーラシアカワウソの水槽を展示しています。2010年から展示をはじめ今回の出産を加えると、国内で最多となる7回の繁殖に成功したことになります。2015年に新しく作られた施設「カワウソのふち」は、カワウソの生育環境の再現と本来の行動を展示しているという点で「エンリッチメント大賞2018」を受賞しました。
「アクアマリン ふくしま」でユーラシアカワウソの生育が盛んなのは、2012年にニホンカワウソが絶滅宣言されたことに関わっています。いわき市内の縄文遺跡から骨が出土していたニホンカワウソとユーラシアカワウソは、遺伝的に近く、見た目も似ているようです。
カワウソって?
そもそもカワウソとは、川辺に住む動物で、毛皮に包まれた哺乳類です。手足の指には水かきがあり、体も平べったいので水の抵抗を受けにくく、水中をとても速く泳ぐことができます。
夜行性で、日中は岩穴に隠れて住んでいます。
かつて日本にいたニホンカワウソは、毛皮を目的に大量に狩猟されたことと川の環境が悪化して、エサとなる魚たちが減ったことが原因で絶滅したといわれています。「アクアマリン ふくしま」では夏季は10:00と15:30にフィーディングタイムがあるので、その生態をよりよく知ることができます。
◆アクアマリンふくしま
住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町50
電話番号:0246-73-2525
営業時間:3月21日~11月30日 9:00~17:30
12月1日~3月20日 9:00~17:00
定休日:なし
料金:大人 1,800円 高校生まで900円 未就学児 無料