毎年恒例・3月14日スタート!東京国立博物館「博物館でお花見を」その0

毎年恒例・3月14日スタート!東京国立博物館「博物館でお花見を」

2017-03-08
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東京・上野にある東京国立博物館で、毎年恒例の「博物館でお花見を」が今年も3月14日からスタートします。桜に関する作品の展示や、桜咲く庭の開放など、いろいろな楽しみがあります。上野には桜の名所がたくさんあるので、ぜひ春の訪れを感じに訪れてみてはいかがでしょうか?

毎年恒例企画「博物館でお花見を」

上野の東京国立博物館で行われる「博物館でお花見を」は、毎年恒例で行われている人気のイベントです。本館では桜にまつわる作品が展示され、約10種類の桜が咲き誇る庭園を散策することができます。
上野公園と言えば、お花見の代表的なスポットですよね。園内では約800本もの桜が咲き、淡いぼんぼりのライトアップが夜を彩ります。ぜひ、博物館でお花見気分を高めてから、ゆっくりと桜を眺めてください。

本館「桜めぐり」

本館の日本ギャラリーでは、「桜めぐり」と題して、桜をモチーフにしたさまざまな作品を展示しています。源氏物語図屏風の、柏木が女三宮を満開の桜の下で目にする場面が描かれたものや、桜の木の上でツバメが春の訪れを喜んでいる絵柄の江戸時代の小袖、国宝の花下遊楽図屏風という、今から400年も前のお花見の様子が描かれた日本画などが展示されています。

他にも、浮世絵や彫刻、鉄製の流水に桜透鐔の刀剣、近代の絵からは「朧月桜花」など、日本の情緒あふれる桜の作品が見ることができるので、雅なお花見をしたい人にぴったりの展示となっています。

春の庭園開放

「博物館でお花見を」のイベント中に行われる「春の庭園開放」では、博物館の本館の北側にある庭園が開放されます。中心には池があり、5棟の茶室、そして約10種類の桜が咲き誇る、上野の貴重なお花見スポットです。
ソメイヨシノ、ヤエベニヒガンなどが日本情緒たっぷりの庭園で花開く様子を見ていると、本館ギャラリーで展示されている昔のお花見をより一層肌で体感できるのでおすすめです。

催しものがたくさん

「博物館でお花見を」のイベント中には、たくさんの催し物が企画されています。本館のエントランスでもらえる台紙に本館展示室の5つのポイントでスタンプを押すと、オリジナル缶バッチがもらえる「さくらスタンプラリー」や、構内の投句ポストに桜をテーマにした俳句を投函することで参加できる「花見で一句」など、ユニークなものばかり。せっかくなら桜を眺めるだけではなく、イベントに参加して、春の訪れを感じてみませんか。


◆博物館でお花見を
場所:東京都台東区上野公園13-9(東京国立博物館)
会期:2017年3月14日(火)~2017年4月9日(日)
時間:9:30~17:00※金・土曜日は 20:00まで、4月2日(日)・9日(日)は 18:00まで
休館日:3月21日
観覧料:一般 620円、大学生410円※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上の方は無料

博物館でお花見を

 

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