台北からは特急列車で約3時間。台湾東部に位置する花蓮は、太魯閣峡谷に代表されるダイナミックな自然と温暖な気候が特徴で、大型連休等にゆったり過ごす場所として人気です。その花蓮に、ホテル&ヴィラ、温泉とプールを備えた南欧風の一大リゾート村が完成。テーマパークを彷彿とさせる外観で“台湾版ディズニー”、“ホグワーツ魔法魔術学校”などと評され、話題沸騰の「瑞穗春天國際觀光酒店(グランド コスモス リゾート瑞穗花蓮)」を紹介します。
花蓮の田園地帯に、童話のような街並みが出現!
おとぎ話に出てくるお城のような建物が連なり、辺り一帯は、まるでヨーロッパの小さな集落。色とりどりの壁は、イタリアのヴェネツィアの島・ブラーノのようだと評判の「瑞穗春天國際觀光酒店」。絵になるスポットが多く、散策中は、カメラから手が離せないとの噂も。このリゾートは、天成飯店集団(コスモス ホテル&リゾーツ)とAngsana Spaのコラボレーションによるもので、2万坪もの広大な敷地に40棟の建物を擁し、城堡(キャッスル)、莊園(メゾン)、格蘭(グランド・ヴィラ)、親子(ファミリー・ヴィラ)、寵物(ペット・ヴィラ)と、広さも内装もさまざまな21種、全198室で構成されたリゾート施設です。
最も広いのが、全室に屋外プールとガーデンスペースを備えたグランド・ヴィラ内のスイート「格蘭總統別墅(プレジデンシャル・スイート)」で、占有面積は650 坪、室内面積は136坪という圧倒的な広さ。緑いっぱいの庭では、ペットを遊ばせることもでき、まさにセレブの休日といった趣きです。
自分専用の滑り台!キッズ連れならファミリー・ヴィラがマスト。
ユニークなのが、ファミリー・ヴィラの内装。ちょっとした遊戯室ほどのベッドルームに、チューブタイプの滑り台を標準装備。キッズにとっては、並ばないで遊べる、夢の滑り台といえそう。また、ペットと泊まれる部屋があり、庭には犬小屋を用意。さまざまなニーズに応える部屋構成には、驚くばかりです。
瑞穗温泉の“黄金の湯”を内風呂で心ゆくまで。
そして忘れてはならないのが、ここが温泉リゾートであること。すべての客室に、花東縱谷地区の三大温泉のひとつ、瑞穗温泉のお湯が引かれています。“黄金の湯”と呼ばれる瑞穗温泉の泉質は、有馬温泉の金泉に近い、含鉄ナトリウム塩化強塩高温泉。湯の花が浮かぶ様子も、本物の温泉の証として、また風情あるものとして歓迎されているよう。
「格蘭雅緻別墅(スーペリア・ヴィラ)」と「格蘭豪華別墅(デラックス・ヴィラ)」は、室内のバスルームと屋外プールが隣接しているため、浴槽の先にあるガラス扉をあけると、プールと地続きに。温泉とプール、そして庭からの花蓮の山景を同時に楽しめる贅沢な設計になっています。
室内外に多種多様なプールと温泉を配したウォーターパーク。
温泉リゾートの真骨頂、ホテルの本気度が現れているのが、敷地内に併設している台湾初の温泉&プールのテーマパーク「金色水樂園」です。その規模なんと2300坪! 屋外部分は4つのエリアに分かれていて、温泉プールの「ゴールデン・スプリング・プール」、小規模プールの「ゴールデン・バー・プール」、ジェット水流で疲れをほぐせる「アウトドア・ウォータージェット・マッサージプール」、水遊びができる「キッズプール」を用意。室内エリアは2階建てで、ウォータースライダーなど、パークらしいプールタイムが楽しめます。
水遊び以外のレクリエーション施設も充実。キッズ用ゴーカートに加え、大人のためのクレイジーカートがあり、夢中になるゲストが続々! リラックスを求めるならAngsana Spaのマッサージで疲れを癒して。また、テーマパーク級の美しさを誇る敷地内の散歩もお忘れなく。遊歩道や緑景公園や教会など、フォトジェニックなスポットが目白押しです。