【どうしても冬に訪れたい場所10選】海外に誇るニッポンの世界遺産その0

【どうしても冬に訪れたい場所10選】海外に誇るニッポンの世界遺産

2016-11-30
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image source: tabiiro.jp

2016年7月に、日本の世界遺産登録数は20になりました。
よく話題にあがるので名前は知っているけれど、行ったことがないから詳しくは知らない場所も多いのではないでしょうか?
今回は冬にこそ訪れてみたい日本の世界遺産をご紹介します。

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】白川郷・五箇山の合掌造り集落

雪に映える世界遺産といえば、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」を思い浮かべるかたも多いはず。

合掌造りの集落はいつ見ても素晴らしいものですが、雪に覆われた厳かな雰囲気の「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の美しさはとても言葉になりません。

しんしんと降る雪景色のなかに、ぽっと灯りが点在する風景にきっと日本の美しさを再認識するはずです。

◆白川郷・五箇山の合掌造り集落
所在地:岐阜県大野郡白川村、富山県南砺市

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)

古都京都の文化財として、京都の神社仏閣などが世界遺産に登録されていますが、特に冬に訪れたいのが金閣寺として知られている鹿苑寺(ろくおんじ)。

ほんのりと雪が積もった金閣寺は美しく、雅な雰囲気が増すため、新しい景色と出合えるはずですよ。

◆古都京都の文化財
登録物件:賀茂別雷神社(上賀茂神社)、 賀茂御祖神社(下鴨神社)、 教王護国寺、清水寺、
     延暦寺、醍醐寺、仁和寺、 平等院、宇治上神社、 高山寺、西芳寺、天龍寺、
     鹿苑寺、慈照寺、龍安寺、 本願寺、二条城
所在地:京都府京都市、宇治市、滋賀県大津市

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】古都奈良の文化財

昔、都があった奈良でもお寺や平城京跡、大社の神山として守られてきた春日山原始林などが「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。

特に冬に訪れたいのは、東大寺。敷地が広く、雪化粧した建造物や木々が幻想的な空間を生み出します。世界最大級の木造建築とされる東大寺大仏殿の壮大さを、改めて実感できるでしょう。

◆古都奈良の文化財
物件:東大寺、興福寺、春日大社、春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡
所在地:奈良県奈良市

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】富士山-信仰の対象と芸術の源泉-

世界遺産になって以来、海外からも観光客を集めている富士山。霊山として信仰の対象となってきたこと、日本の芸術の源となってきたことが認められたので、周囲の神社や湖、三保松原なども世界遺産に含められています。

現在、すでに富士山は雪化粧をすませ、より美しい姿を現しています。澄んだ空気の中で眺める富士山は、より一層の感動をもたらしてくれます。

◆富士山-信仰の対象と芸術の源泉-
物件:富士山域(山頂の信仰遺跡群、大宮・村山口登山道、須山口登山道、須走口登山道、吉田口登山道、北口本宮冨士浅間神社、西湖、精進湖、本栖湖)、富士山本宮浅間大社、山宮浅間神社、村山浅間神社、須山浅間神社、冨士浅間神社(須走浅間神社)、河口浅間神社、冨士御室浅間神社、御師住宅(旧外川家住宅)、御師住宅(小佐野家住宅)、山中湖、河口湖、忍野八海(出口池)、忍野八海(お釜池)、忍野八海(底抜池)、忍野八海(銚子池)、忍野八海(湧池)、忍野八海(濁池)、忍野八海(鏡池)、忍野八海(菖蒲池)、船津胎内樹型、吉田胎内樹型、人穴富士講遺跡、白糸ノ滝、三保松原
所在地:山梨県富士吉田市・身延町・鳴沢村・富士河口湖町・山中湖村・忍野村・静岡県静岡市・富士宮市・富士市・裾野市・御殿場市・小山町

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―

平泉は奥州藤原氏によって造営された、仏教にもとづく理想世界をあらわした場所です。中でも堂内外が共に総金箔貼りの「中尊寺金色堂」が有名ですよね。

東北の雪景色の中にある平泉は、普段よりもさらに厳かな雰囲気を感じさせます。

とくにおすすめしたいのは、その昔、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれる「毛越寺」。建物はすべて焼失してしまっていますが、境内には特別史跡及び特別名勝に指定されている浄土庭園があります。

広大な池泉を中心として作庭されていて、鏡のような水面が美しい空の色を映し出します。まさに浄土世界を予感させる、一度は見ておきたい庭園ですよ。

◆平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―
物件:中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山
所在地:岩手県平泉

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】日光の社寺

徳川幕府の聖地だった日光では、三つの社寺が世界遺産に登録されています。その中でもやはり一番の注目は「東照宮」。
「眠り猫」や「三猿」が人気で、いつも参拝客で溢れていますが、雪の日光はとても神秘的で厳かな雰囲気です。

昔は避暑地としても人気だった日光は、湖や有名ホテルなど、観光名所や宿泊施設も豊富。社寺だけでなく、見るべき場所も多いため比較的観光ルートも立てやすい土地だといえます。

◆日光の社寺
物件:二荒山神社、東照宮、輪王寺
所在地:栃木県日光市

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】原爆ドーム

レンガと鉄筋コンクリートで作られ、原爆の熱線と爆風を浴びたことによって大破、全焼した「原爆ドーム」。平和を守っていく決意の象徴として大勢の方が訪れ、近年では訪日外国人観光客も多くみられます。

冬の原爆ドームは、より粛々とした雰囲気が漂っています。静かに思いを馳せるのなら、冬季に訪れるのがおすすめ。夏とは違う顔を見せる原爆ドームは、より平和への思いを強く感じられそうです。

◆原爆ドーム
所在地:広島県広島市中区大手町1-10

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】姫路城

別名「白鷺城」とも呼ばれている「姫路城」は、その白壁で統一された美しさが人気の世界遺産です。

いつ見ても白く美しい「姫路城」ですが、雪景色の美しさはまた格別。雪の中、堂々とそびえたつ「姫路城」はまさに力強さと誇りを感じさせてくれます。

◆姫路城
所在地:兵庫県姫路市本町68番地
電話番号:079-285-1146
開場時間:9時~16時(閉門は17時)
※夏季(4月27日~8月31日)は9時~17時(閉門は18時)
入城料:大人1,000円、小人(小学生・中学生・高校生)300円

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】厳島神社

瀬戸内海の島を背後にして、その入江の海のなかに木造建物が建ち並ぶ神社として知られ、多くの観光客が訪れている「厳島神社」も世界遺産のひとつです。

かつては島全体が神聖なものとして見られていたため、よく写真で目にする鳥居だけでなく、自然景観なども見ておきたいポイント。冬の澄んだ空気と相まって、より荘厳な雰囲気を漂わせます。

もし雪が降る中で厳島神社を観光できたらラッキーですね。

◆厳島神社
所在地:広島県廿日市市下平良1-11-11
電話番号:0829-30-9141

【どうしても冬に訪れたい世界遺産10選】琉球王国のグスク及び関連遺産群

15世紀前半に成立した琉球王国の関連遺産が、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。

グスクとはお城のことで、特に観光客に人気なのは「首里城跡」。冬でも本州に比べると暖かい沖縄。寒いところは苦手だという方は、過ごしやすい気候の沖縄で歴史や文化に浸ってみてはいかがでしょうか?

◆琉球王国のグスク及び関連遺産群
物件:今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡、
首里城跡、園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村、中頭郡読谷村・北中城村・中城村、うるま市、那覇市、南城市

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