北海道・上川町にある層雲峡(そううんきょう)は大雪山国立公園に位置し、四季折々の表情を見せる豊かな自然と北海道有数の規模を誇る温泉街としても有名な観光スポット。その層雲峡で冬の風物詩として毎年評判となっているのが「層雲峡温泉氷瀑まつり」。今回はその詳細をレポート!
2018年1月25日(木)~3月18日(日)限定イベント「層雲峡温泉氷瀑まつり」とは
層雲峡は北海道・上川町にある峡谷で、石狩川を挟んで断崖絶壁が続き、見事な滝が流れる景勝地です。冬になると勢いよく流れ落ちる滝さえも凍りつき、氷瀑を生み出します。その美しい自然現象を鑑賞できるのが「層雲峡温泉氷瀑まつり」なんです。
今シーズンは1月25日(木)~3月18日(日)までの約2か月間、開催されます、氷瀑を中心に石狩川には氷の建造物が作られ、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気に。今回はじめる新しい試みもあるそうで、今から要チェックです!
テーマは「北海道150年」。今シーズンの見どころは?
今シーズンは「北海道150年」をテーマに北海道内にある赤れんが庁舎、札幌時計台などを氷で制作。氷像の中はトンネルになっており上を見上げると迫力あるツララがライトに照らされ
、まるでシャンデリアのように輝いています。
ほかにも会場に来たら必ず立ち寄りたいのが「氷瀑神社」。氷で作る神玉(かみたま)が鎮座し、恋愛、金運、受験合格にご利益があるといわれているので、ぜひお参りしてみて。
迫力満点の氷瀑だけじゃない!体験型イベントも開催
層雲峡温泉の恒例イベントとなっている氷瀑まつり。もちろん見て楽しむだけではなく、体験型のイベントも開催されます。
今シーズン初となるのが、氷壁をアイスアックス(ピッケル)などの登山ツールで登るアイスクライミング体験です。土・日・祝日のみ開催していて、初心者でも気軽に参加することができます。
また、子供から大人まで楽しめる「氷の滑り台体験」コーナーも会場に設置。氷の上をゴムチューブで滑るスリルと爽快感を味わいましょう。
花火、太鼓演奏、餅まきなど、お祭り気分が全開に
氷瀑まつり期間中は、会場のステージ上で太鼓演奏、アイヌ民族舞踊などが行われ、2017年上川町に新たにできた上川大雪酒造のお酒が飲める「北の氷酒場」や振舞いスープなどのサービスも。
さらに冬の夜空を彩る盛大な花火が打ち上がり、協賛企業の抽選会や上川産のもち米で作る幸運の餅まきも行われるなど、さまざまな催しが盛りだくさん。
ぜひこの冬は、都会では味うことができない素晴らしい体験が待っている"氷の世界"へと訪れてみてはいかがでしょう?
◆第43回層雲峡温泉氷瀑まつり
住所:上川町層雲峡温泉(特設会場)
電話:01658-5-3350
期間:2018年1月25日 (木)~2018年3月18日 (日)
時間:10:00~22:00
料金:300円(協力金として)
※協力記念のポストカードとホットドリンク100円割引券を進呈