美しい水流に癒される 青森県・奥入瀬渓流の滝&渓流スポットその0

美しい水流に癒される 青森県・奥入瀬渓流の滝&渓流スポット

2018-05-01
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image source: tabiiro.jp

日本は国土の4分の3が山地であることから、川は短く狭くなり、急流や滝が多く点在しています。
なかでも今回は、美しい自然が残る青森県・奥入瀬渓流に注目! 水流に癒されること間違いなしの、滝や渓流を4ヶ所ご紹介します。

①奥入瀬一の急流・阿修羅の流れ

①奥入瀬一の急流・阿修羅の流れ

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奥入瀬渓流一の急流「阿修羅の流れ」。その豪快な姿は、奥入瀬渓流を代表する眺めとなっています。仏教において戦闘を好むとされている神・阿修羅の名前がつけられているのも、大きな岩さえも打ち砕いて押し流してしまいそうなほどの激しい流れからです。

うっそうと生い茂った木立の緑と、白く泡立ちながら流れる水の勢いは、まさに自然がつくり出した芸術作品です。


◆阿修羅の流れ
住所:青森県十和田市奥瀬
電話番号:0176-75-2425
営業時間(開催期間):通年


②この瞬間も変化を続ける・雲井の滝

②この瞬間も変化を続ける・雲井の滝

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落差約20メートル、3段に屈折して落ちてくる「雲井の滝」は、滝壺が手前に出ていることもあり、穏やかな印象のある奥入瀬渓流の中でも迫力のある滝です。水量も豊富で、生い茂った緑の間から力強く落ちてくる様子は躍動感たっぷり。豊富な水量のため、他の滝と比べると岩が削りとられるスピードが速く、少しずつ岩を浸食しながら、最終的には上流に消えてしまう運命という、いまこの瞬間にも変化を続けている滝です。


◆雲井の滝
住所:青森県十和田市奥瀬
電話番号:0176-74-2700



③美しくも見ごたえのある・白糸の滝

③美しくも見ごたえのある・白糸の滝

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奥入瀬渓流沿いにある「白糸の滝」は、落差30メートルという細く長い糸のような滝です。何筋かに分かれて落ちてくる繊細な流れですが、水量は豊富なので見ごたえもしっかりあります。世界遺産である白神山地のブナの原生林に囲まれたその姿はとっても神秘的。滝壺まで遊歩道が整備されていて、水辺から見上げて鑑賞することができるので、名前以上に迫力を感じられるはずです。


◆白糸の滝
住所:青森県十和田市奥瀬
電話番号:0176-75-2425(十和田湖国立公園協会)
営業時間(開催期間):通年



④ダイナミックな“魚止め”の滝・銚子大滝

④ダイナミックな“魚止め”の滝・銚子大滝

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落差は7メートルと小さいものの、幅が20メートルもあることから、ダイナミックな水落が見られる滝「銚子大滝」。冬には凍った滝を見ることができる一方で、激しく落ちる大量の水と、水霧に反射してきらめく木漏れ日など、夏の暑さを吹き飛ばしてくれる爽快な姿はこれからの時期とくにおすすめです。

躍動感あふれる流れを間近で目にすることができるため、撮影スポットとしても人気。その勢いの強さから、十和田湖へ魚が遡上するのを阻み続けた「魚止めの滝」とも呼ばれています。


◆銚子大滝
住所:青森県十和田市奥瀬
電話番号:0176-75-2425(十和田湖国立公園協会)
営業時間(開催期間):通年



四季折々の表情を見せる奥入瀬渓流の楽しみ方

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奥入瀬渓流は青森県と秋田県にまたがる十和田湖を水源とする約14キロの渓流です。深い自然林に囲まれ、周辺にはここまで紹介したような滝や渓流を始めとする癒しのスポットが点在しています。渓流沿いには遊歩道と車道、駐車場が整備されているので、トレッキングやハイキングは初心者、という人でも気兼ねなく、車を停めて自由に散策できるのも特徴です。

春から夏にかけては新緑、秋には紅葉、冬には雪と氷の世界が広がるなど、四季折々の表情を見せてくれます。これからの季節はマイナスイオンたっぷりの森林浴にぴったり!都会では出会えない野鳥やカモシカ、サンショウウオなどとの出会いも期待できます。ぜひ美しい水流とともに、豊かな自然を楽しんでみてください。


◆奥入瀬渓流
住所:青森県十和田市奥瀬
電話番号:0176-75-2425
営業時間(開催期間):通年



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